ローンの支払いがあるうちは 「家」=「銀行のもの」

カネに勝て!』 続・土壇場の経済学 青木雄二&宮崎学
以下 宮崎学氏

カネというものに対するリアリティ感覚が 極端に欠けてきている

その典型が 住宅ローンだ。

これは、家を買っているのではない。
銀行と、「その家に住んで良い」という契約をした”だけ”であって、
家そのものは「銀行のもの」だ。

登記簿謄本を見てみればいい。
所有者は家を買った本人になってはいるが、
抵当権者は、銀行である。
抵当権とは、所有者が返済できないときには 
物件を取り上げられる権利のことで、
この権利は”いつでも”行使できる。

抵当権者が、家の本当の持ち主だからだ。

ちょっとブレイク 2008年の今

対岸の火事どころではない! 
すでに「日本版サブプライムローン」が火をあげている 
'08,02,12  ライター仁氏  以下抜粋

98年秋に年利2.0%という史上最低の金利
旧公庫の住宅ローンを組んだ債権者の金利が
一挙に4%程度にあがる10年目に当たる

石川和男氏の論考
『旧住宅金融公庫の「ゆとりローン」利用者の金利が大幅に上昇し、
支払い不能におちいり 今後国内では破綻が続出しかねない』


そもそも この問題が起こったのは住宅ローンの緩和策にあり、
政府の失策によるもの。
この施策により多くの持ち家世帯が誕生した。
まさにアメリカのサブプライムローン問題と うり二つで
本来なら住宅が持てない層が住宅を取得することになった。

日本版サブプライム危機』←対策付き
石川和男氏 生駒雅氏 冨田清行氏 抜粋

男性労働者のうち月収20万円未満の割合(税引前の給与)
5年前と比べて、どの年齢層においても その割合が増加している
人数にして約84万人
将来の賃金上昇の展望が描けない-家族を抱える世代
参照:非正規労働者比率

ノンリコースローンの本質は、貸し手側も一定のリスクを負担する
∴担保である住宅の評価額いっぱいに貸すこともなくなる
⇒無理な借り入れをしないように助言していくことに繋がる

現状の日本の金融慣行では、
貸し手である金融機関が 一方的に有利
リコースローン(遡及型融資)
re・course loan
遡及(そきゅう)=過去にさかのぼって影響・効力を及ぼす
PLUS
銀行は貸さないと商売にならない
そこで、年収に占めるローン返済金額を緩(ゆる)めた。
⇒手取り収入の50%以上がローン返済に充てられることを容認
PLUS
経済環境が変化しているにもかかわらず
逆に、住宅ローンは一層 拡大されている。
右肩上がりで成長していたバブル末期の二倍を融資
∵バブル崩壊後の景気回復を《住宅融資》を通して実現
景気は停滞したまま-- 個人にツケが回っている。

★     ★     ★

ローンの支払いが完了するまでは 「家」は「銀行のもの」

購入者は カネを払って 住まわせてもらっている「だけ」

だから、返済が滞れば、即 叩き出される。

賃貸に住んでいるのと 同じこと なのだ。

家を買って抵当権を設定するというのは 本来 金持ちがやること

金持ちの豪邸にも 抵当権がついている場合が多い。
だが、これは つけられているのではなく 
あえて 自分でつけている-- たとえば、相続税対策のために
知り合いの会社から 家を担保に多額の借金をしている「形」にする。
物件に ”あえて”傷をつけることで、相続税の評価を下げて
税金を踏み倒すわけだ。

貧乏人のつけられる抵当権は まるで別物
実行されれば それで終わり。

その結果、家を取り上げられるのを「恥」として
夫婦喧嘩の果てに 離婚 (等) する者が増えているが、

抵当権のついている家を 
自分の家のように思うことこそ「恥」ずかしいことなのだ。

そんな恥ずかしい思い込みで、離婚や(○▽○)するのは
恥の上塗りにすぎない。

これは、家をめぐって離婚した身として あえて言っておきたい。

この家は 銀行の持ち物であって
自分たちは 銀行にカネを払って 
住まわせて貰っているだけであることを
しっかり 認識しておくことだ。

この認識のあるなしで、住宅ローンのトラブルが起こったときの
心構えや 対応の仕方が まるで違ったものになるからだ。

★     ★

銀行マンは ヤクザより タチが悪い

バブルの時代に 「地上げのメッカ」といわれた神田神保町で
地上げ屋をやっていたときのこと...

住友銀行が嫌がる土地持ちの親父をだまして
1フロア100平米 9階建てのテナントビルを建てさせた。

銀行の作った理屈は
賃貸料は1平米5万円、ひと月の家賃収入は4500万円。
そしたら毎月100万円が手元に残り、
なおかつ 返済できるじゃないですか」だった。

ところが、今の1平米当たりの家賃は8000円。
土地持ちの親父は とっくに 破産 した。
同じような手口銀行に騙された神田神保町の土地持ちたちも
すべての資産を銀行に取り上げられて、とうの昔に破産している。


悪いのは、無茶な事業計画を作って 無理に貸し付けた銀行である。

当時は バブルの末期で、もう 地価の高騰は無い と、
関係者の誰もが わかっていた

だのに、銀行は 嫌だという者にまで 無理矢理 貸し付けて
破綻 させたのである

それを現場で見ていて、
「銀行マンはヤクザよりタチが悪い」と思ったものだ。

その銀行が、生き残りを賭けて 
住宅ローンと消費者金融に血道をあげている。

だが、やっていることは バブルの時代と なんら 変わっていない

住宅ローンを組むのもいいだろう。
だが、銀行のそんな正体と、
土地や建物の価値は 決して普遍的なものではないということを、
しっかり認識しておくことだ。

その上で、イザとなれば 開き直ればいいだけのことだ。

★     ★

返済条件の変更メリットは 少ない

住宅ローン危機の切り札のようにいわれている返済条件の変更、借り換え--実際のメリットは少ない。リスケジュールで月々の返済額を大幅に減らせるといっても、返済期間を延長することで 最終的な総支払額は アップする。金利が1%低いローンに切り替えらるといっても、そのことで減額できた金額に相当するほどの経費がかかる。たいした減額効果はない。

その反面、銀行などの貸し手のメリットは大きい。

何よりも ローン破綻予備軍を延命させて 
ローンに縛り付けておくことができ、
貸し倒れ、踏み倒しを防ぐことができる。

要するに、銀行の手の内の話なのだ。

返済が無理なら、あえて 競売へ持ち込め

だから、ローン返済が難しい場合は あがいたりせずに、
支払いをストップすればいいのだ。

銀行としては 踏み倒されるのが一番困るのだから

開き直って「失業したから、しばらく払えない」と言えば
困った顔はしても、「利子だけでも入れてください」となるはずだ。

仮に、抵当権を行使されて 追い出されたとしても、
もともと バブルの頃に高値でつかまされたり、
詐欺にひとしい「ゆとり返済」で だまされたり、
94年頃に 「地価は底値を打った。住宅ローンは 今が買いどき」
と煽(あお)られて 押し付けられたりしたケースが多いはずだ。


そんなものを払い続けるよりも、いったんすべて清算して
また 新たに買いなおせばいい。

ただし、こちらから家を飛び出すのは禁物だ。
叩き出される時期を できるだけ引き延ばして
その間に 現金をため-- 賃貸に移ればいい。

もちろん、競売にかけても ローン残債が千万円単位で残るはずだが、
そんなものは 無視 すればいい。
競売までいった債務者から取り立てられるなどとは銀行も考えてないし、
取り立てる能力もない。
それに、焦げ付いた不良債権は損切りしたほうが
銀行にはメリットがある。損金で処理すれば、
その分、税金が安くなるからだ。
だから、借り手もこちらから不良債権を損切りしてやればいい。

10年前に数百万の頭金を入れてローンで買った5000万の物件なら、
ローンの残債は まだ4000万ほどあるはずだが、
これには金利がかかるから、最終的には7000万円を超えるカネを
支払うことになる。この借金が チャラ になるのだ。

サラリーマン受難時代に、住宅ローンのような大きな重荷を背負って
坂道を上るのは、危険すぎる。

支払いに詰まったら、競売という 国のシステムを逆手にとって
さっさと清算して 身軽になることだ。

どうせもともと 銀行の持ち物に住まわせてもらっていただけなのだから、

借金ごと 銀行に お返しすればいいのである。

☆     ☆     ☆     ☆     ☆

銀行が債権放棄した一例 PDF
「95年度から2000年度まで6年間に債務免除益を計上した38社」
免除益の累計は3兆213億円に達している。
1位は熊谷組 住友銀行を中心とする金融機関から4300億円。
2位の日貿信は、3922億円の債務免除。
3位の長谷工コーポレーションは3545億円の債務免除益を計上した。
以下、藤和不動産(債務免除益2871億円)、トーメン(同2190億円)、
青木建設(同2049億円)と続いている。

☆     ☆     ☆     ☆     ☆

以下 青木雄二氏

住宅ローンは「給料もボーナスも減らない」を「前提」に 成り立つ

その給料、ボーナスが長期的には確実に減ることが必至である上に
いつリストラされるか分らない時代-- 破綻して当たり前なんや

⇒想起:サブプライムローン:
住宅価格が上昇し続ける」を前提」に成り立つ --共通項--砂上の楼閣 --お為ごかしに乗せられて《白人の4分の3は持家がある-- 有色人種は半分にも満たない--皆にアメリカン・ドリームを!》
⇒ ロイター '08,07,25
現在米国では、毎日8000件の物件が差し押さえられている。

「いざとなったら売れる」は 大間違い

日本の中流向け住宅の質は、欧米などに較べて格段に質が劣る。
住宅の平均耐用年数は 米国44年 英国75年だそうだが、
日本は26年。しかも、20年超えると 建物の市場価値はゼロになる。

住宅ローンに最大のリスクは、たとえ無事 支払い終えたとしても
老後の資産として無価値の家しか残せないことや。
さらに 担保割れの問題がある。

持家がスティタス(status 社会的地位)になるのは 現金で買った場合

京都では、ローンで家を買った者のことを
カネもないのに、人のカネで家を建てた」と悪くいう。

京都人にとって「家を建てる」とは、一生懸命カネ儲けをし、
その現金で 2、3代後にも資産価値が残る家を建てること。

借金で、しかも20~30年で資産価値のなくなる家を買うなど、
貧乏人と田舎者の 愚かで恥ずかしい見栄 と映るわけや。

京都は一番歴史の古い都市社会だから、万事につけ
モノの見方が意地悪なのだが、京都に限らず、ローンの家
こういう見方をされるものであって、スティタスなんかではない。

ちょっとブレイク日本の住宅が短命な理由

知ってはいけない?!』 船瀬俊介氏 以下抜粋

日本人の9割が ビニールハウスの住民

”布”に化けたビニールの壁=塩ビクロス

家を建てるとき、業者は「壁はクロス仕上げにしましょう」と言います。
”クロス”とは、”布(cloth)”のことです。
ところが、壁や天井一面に貼られたのは よく見ると”ビニール”

塩化ビニールクロス⇒ビニールクロス⇒クロス と略されました。

日本の住宅は、戦後、「」ではなく「石油」で建てられた
石油化学製品まみれ--その代表格が”塩ビクロス

塩ビクロス
①化学汚染--シックハウス
合成ノリで貼られ、配合された有毒防腐剤ホルムアルデヒド等が揮発
②結露--日本は湿気が多い。部屋を”ビニール”で覆うと 
結露--断熱材、柱、梁などを湿らせ、腐らせる
③生物被害カビ・ダニ・シロアリ--喘息、アトピー、アレルギーの元凶
結露、湿気、適温で木材を栄養源に大繁殖 (↑PLUS 合成洗剤 他 資料

《対策》 本物の壁紙、壁布、壁材で仕上げる 伝統和紙の壁紙もある

★     ★     ★

一番の防衛策は、極力 借金をしないことに尽きる。

3000万の住宅ローンを組む ということは
それに対する金利が 2100万として
トータルで5100万円もの借金を背負うことになる。

一方、賃貸派は 基本的に 家にかかわる借金はゼロだ。

今の時代は 借金の重荷を負うことを極力避け、
どんな危機にも対応できるように 
身軽でいる
ことが何よりも大事なことだと思う。

     

アメリカ Tent City 問題に触れて...  comment

Do you really think it cost $500,000.00 to build a house....NOT!! if they charged "Actual value" for the property then I think most people could afford a home...I used to do construction and it cost us $50,000 - $80,000 to build a nice "SFH" Single Family Home. So WTF with 1/2 Million $ shacks...

スカスカの住宅セーフティネット”ネット?見えん”

永遠に金利を払い続ける「上客」 詳細 負債としてのお金

"Anyone who believes exponential growth can go on forever in a finite world is either a madman or an economist."...Kenneth Boulding, economist  Money As Debt 》 日本語字幕

旧約聖書 レビ記Leviticus 25
Do not take interest of any kind from him, but fear your God, so that your countryman may continue to live among you. You must not lend him money at interest or sell him food at a profit.

THE BANKERS' MANIFESTO  The Nizkor

Capital must protect itself in every way ... Debts must be collected and loans and mortgages foreclosed as soon as possible. When through a process of law the common people have lost their homes, they will be more tractable and more easily governed by the STRONG ARM OF THE LAW (Cops) applied by the central power of leading financiers. People without homes will not quarrel with their leaders. This is well known among our principle men now engaged in forming an imperialism of capitalism to govern the world. By dividing the people we can get them to expend their energies in fighting over questions of no importance to us except as TEACHERS OF THE COMMON HERD.

(Taken from the Civil Servants' Year Book, "The Organizer" Jan. 1934.)

金魚ちょうちん  想像の夢の中

原田泰治の世界 ふるさとの詩3 春 夏

糸につるした金魚は

竹ヒゴと 和紙で 作られていて

わずかな風に 泳ぐように揺れた

偶然、立ち寄った 旅先の食堂で 見つけたのだが

そこの主人に、どこの郷土玩具か聞いてみても

”知人からのみやげ” とのこと。

--- そのうちに、
上領(かみりょう)芳弘さん(65歳)が作る金魚ちょうちんとわかり

山口県 大島郡 大島町を訪ねた。

★     ★

ため池に沿った道は 夏草が茂り

水辺の柳から ヨシキリの鳴き声が聞こえてきた。

上領さんは 25年前 公務員時代に胸をわずらい

療養生活がつづいた。

やがて 退院したものの、人形づくりなど 手仕事で暮らすことにした。

そんな折、

柳井地方に 古くから親しまれていた金魚ちょうちんを本で見た。

戦争を境に 影をひそめ

作る人は ほとんどいない と言われていた。

しかし、80歳の老人が 以前に作っていた1人と聞き

とりあえず、会いに 出かけた。

★     ★

病気の老人は、床に伏したままで 
思い出すかのように、 ポツリ ポツリ 作り方を 教えてくれた。

帰りぎわに

「いい後継者が できた」

と、金魚ちょうちんを 一つ くれた。

★     ★

その日から 上領さんは 竹と ヒゴづくりに取り組んだ。

そう簡単なものではなく、

何度やっても 失敗ばかりしていた。

★     ★

10日ほどして、

また 老人を 訪ねた。

玄関の戸は 閉ざされ、

近所の人から 「3日前に 亡くなられた」と聞いた。

ぼうぜん としてしまった

★     ★

上領さんは そんな思い出話をしてくれた。

潮風に揺れる 金魚ちょうちんには

人知れぬ 苦労話が 秘められていた。

     

原田泰治 作品ギャラリー
 金魚ちょうちん

金魚ちょうちんは、幕末の頃、今からおよそ150年の昔、柳井津金屋の熊谷林三郎(さかい屋)が、青森県の「ねぶた」にヒントを得、伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したといわれています。それを、戦後長利亭二老の指導を受け、独自の技法を加えて今日の新しい金魚ちょうちんを完成させたのは、周防大島の上領芳宏氏です。古くは多くの家々でおとなたちが子供に作って与えていました。また、氏神様の祭礼などに「お迎えちょうちん」の中に交じって、色どりを添えました。藤坂屋

金魚ちょうちん祭り

柳井の代表的な民芸品である「金魚ちょうちん」がモチーフになった、柳井の夏を熱くする祭り。2000個もの 金魚ちょうちんが会場各所に 飾り付けられ灯をともした光景は とても幻想的。
そのあかりの下で、
金魚ちょうちんのねぶたが 跳ね踊り 白壁江戸祭りなども おこなわれる。

「チェルノブイリ原発事故は、地震が原因」..今知った

船瀬俊介氏
知ってはいけない?!--消費者に隠された100の真実』  以下抜粋

陰謀を暴(あば)いたのは
ロシア・ウクライナ両科学アカデミー
デンマーク放送協会 取材クルーたち


ロシアとウクライナ両科学アカデミー「最終報告書」

原発16秒前に 直下地震が観測されており
そのため、制御棒が降りず
4号炉は 爆発に至った

1986年4月26日 大爆発
-- 夥(おびただ)しい放射性物質《死の灰》が 大気中に放出

でっちあげの”従業員ミス”説

事故直後、KGB(ソ連秘密警察)とIAEA(国際原子力機関)は
「情報隠蔽」の秘密協定を結び
事故発生から2ヵ月後 ”従業員の操作ミス”と世界に発表

地震が発生した事実を公表しようとしたソ連の物理学者--行方不明

IAEAは 原発利権の総本山

地震が原因で爆発が起きた事実を隠蔽した理由

”原発ビジネスに差し支えるから”

=地震列島日本での市場を失う恐れがあったから


... 1995年、もんじゅのナトリウム漏れ事故
内部調査を担当していた動燃職員の西村成生さんが
記者会見を行った夜
ホテルの駐車場で遺体となって発見された 詳細 '08,08,03 JanJan

... 柏崎原発の大事故

... 全国 55基の原発

チェルノブイリ級”原発震災”-- 日本壊滅
柏崎900万 女川350万 福島第一800万 福島第二800万
東海第二2300万 志賀600万 浜岡1300万 伊方900万
玄海700万 川内550万 島根600万
敦賀1400万 もんじゅ1000万 美浜1350万
大飯1800万 高浜1300万 泊200万

京大原子炉実験所の小出裕章氏

『日本のような地震の巣の上に 原発を作ること自体 ブラックジョーク』

とりわけ 浜岡原発は ”世界でもっとも危険な原発”
30年以内に東海地震が起こる確率は 87%
浜岡原発は 想定震源の 真上 にある。

急性死 ガン死など 犠牲者総数は1300万に達し
むろん、日本という国家すら 崩壊する


... この前の新聞記事 (再掲)

自民党、原子力利用や電気自動車を推進 

エネルギー課題中間まとめ

原子力分野では政府の原子力立国計画に沿って
20年までに9機の原発の新増設を掲げた。

新潟県中越沖地震で運転停止中の東京電力の柏崎刈羽原発についても、
万全な安全確認のうえで早急に運転再開することを明記した。
'08,6,17 Sankei


... みんなの「」 より --- 「○▽○」 末期症状

船瀬氏『チェルノブイリ地震説--日本では、ほとんど全メディアが黙殺


    

広瀬隆氏 『プルトニウム人体実験』--〔解説〕

人を殺すことに痛みを感じないが、
自分たちが犠牲になるときには逃げ出すような人間の”科学論”が、
核実験と原子力の最大の特徴である。


ある種の科学者たちが、
マンハッタン計画の原爆開発部隊に集められ、

兵器開発と生体研究の担当者が連絡を取り合って、
組織的に殺人計画を実施してきた。

原爆の製造に必要とされたのは、核分裂性物質のウランであった。
ウラン最大の産地はコンゴにあり、この鉱山利権を握っていたのが、
ベルギー王室とロスチャイルド財閥であった。

プルトニウムを大量に製造する仕事に、デュポン社が選ばれ、
デュポン家の血族が中心となって、ワシントン州に工場が建設された。

化学者クロフォード・グリーンワルトは、のちにボーイング社の重役となり、
ボーイング社製のB29が、日本を空襲することになった。

我々が”戦時中の狂気”として納得できないのは、
彼らが戦後も核実験と人体実験に奔走してきたからである。

戦後は、同じ人間が さらに危険な冷戦を挑発し、
罪もない人の死を踏み台にして、巨額の利権を操ってきた。
そして今 我々は、同じ人間が繰り返す原子力発電の安全論に、
子供たちの生命を委ねているところである。


★   ★   ★ 

腐蝕の連鎖  以下抜粋

ドイツでは原発を廃止することを決めました。
さすがドイツ人はすごいと思います。  

ところが日本では節電など考えずに原発を作っています。
原子力発電は大量の放射性物質を作り出す 最悪の発電方式です。
(原子爆弾の原料を作るには良い方法です。)

もし地震などで原発が壊れたら
日本の国土の何割かが使えなくなり
取り返しのつかない事態になるでしょう。  

そのような大事故が起こらなかったとしても

原発で作り出される大量の放射性物質は
何百年間も冷却保存しなければなりません。  

もしも その施設が壊れたら とてつもない重大事故になります。
実は 私は昔 日本原子力研究所に勤務しておりました。

平井憲夫氏 
http://miruton.jugem.jp/?eid=467

原子力資料情報室(CNIC   過酷な被曝労働 

原子力発電所で働き、
被曝し骨髄がんの一種の多発性骨髄腫になった長尾光明さんが
東京電力に賠償を求めた訴訟に対し、
東京地裁(松井英隆裁判長)は5月23日請求を棄却した。

鎌田慧氏 『ひとり起つ』 以下抜粋

原発ではたらく下請・孫請労働者は、
「不安定労働者」によって占められている。

被爆の恐怖は、すでに原発立地点での常識となり、
慢性的な失業者に担(にな)わせられるようになった。

被爆した労働者は、原発地帯にとどまらず、
そのあと 流れついた先で ガンや白血病患者となって死に絶える。
そうなれば、もはや原発との因果関係など、証明しようもない

生活するために死に絶える
--資本主義社会における最大のパラドックス(paradox:矛盾/逆説)
--この闇を凝視(みつ)め、共通のものとすることなくして、
闇から脱することは できない。

★   ★   ★

THE SECRET TERRORISTS by Bill Hughes
PDF

The Rothschilds were Jesuits who used their Jewish background as a facade to cover their sinister activities. The Jesuits, working through Rothschild and Biddle, sought to gain control of the banking system ofthe United States.
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The Nizkor Project

TRAITORS' GRAND FINALES
(MARTIAL LAW THE GOAL)
--PLAN A -- RACE WARS:

We will see the fanning of the flames of their planned RACE WAR program in the months ahead as government, through some of their covert national organizations, promotes "whites hating people of color" and vice-versa. Aided by their controlled media, and NWO government-paid agitators/"leaders" on both sides, the goal is to frighten Americans, of all colors, into accepting Martial Law.

★   ★   ★

原爆を落とされ 人体実験された日本が 
今、加害側に回っている

--狡兎(こうと)死して走狗(そうく)煮らる」史記
-ウサギが死ぬと、猟犬(日本)も不要になり、煮て食われる-

(敵国が滅びたあとは、軍事に尽くした功臣も不要とされて殺される)--

「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしい
~「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか~


中村哲氏 『私は国会の証人喚問でアフガニスタンの実情を報告し、
「自衛隊の派遣は有害無益である」と述べた。
しかし、テロ特措法の契機となった「アフガン報復爆撃」そのものについても、
それを日本政府やメディアが支持したことの是非についても、
現地民衆の視点で論じられることはなかった。
特措法延長で米国同盟軍と見なされれば反日感情に火がつき、
アフガンで活動をする私たちの安全が脅かされるのは必至である。

繰り返すが、「国際社会」や「日米同盟」という虚構ではなく、
最大の被害者であるアフガン農民の視点にたって、
ロ特措法の是非を考えていただきたい。』'08,04,01

『現地情勢は、アフガニスタン・パキスタン共に、まさに修羅場です。
空爆、暗殺、反乱、100年に一度といわれる大旱魃と飢饉
外国軍の横暴、麻薬、強制送還しても減らない難民

⇒ 想起:忍野昭太郎氏 『続 最後の強敵 日本を撃て』抜粋

そこで是非 注意を喚起したいことがある。

あなたが 真に日本のためになる政治家を選びたいなら

次のことがらは 一つの判断基準になるだろう。

こういう人は 要注意である。
国際貢献を強調する人
国連の決定には 必ず従うべきだという人
コメの自由化を 煽(あお)る人
環境保護を 強く訴える人
中央集権・官僚制の打破を 主張する人... 達である。


    

民主党 風間直樹氏 2007,10,31 災害対策特別委員会

三年前の中越地震の際には、私は直接地震を経験いたしました。
そのときに私が持ちました率直な疑問が一つございまして、
当時被災された多くの方が異口同音におっしゃいますが、
普通の地震とはちょっと違う。
--地下から突き上げられるような強い衝動--

一般に地震といいますと横揺れをイメージするわけでございますが、
正に震源地では地下からの強い突き上げを経験したわけでございます。

地震の原因は、プレートが移動することによってもたらされる、
というイメージを持っているんですが、
どうもそれ以外にも地震の原因になる力学があるんではないかと。

特に、実は新潟県内で
ここ数年間、経産省が補助金を出している財団法人が、
CO2、二酸化炭素の地下への貯留実験というものを行っております。

同時に、新潟県内に幅広く展開をしている帝国石油、
この会社が地中への水の注入を2000年ごろから行っております。

この二つの行為が、もしかしたら中越地震
あるいは中越沖地震を招いた原因になっている可能性があるのではないか

--'04年1月9日に
二つの地震が起きていることを御確認いただきたいと思います。

その後、少し左に参りまして、
'04年の7月5日に二番目の地震、そして反対右側に飛びまして、
'04年の9月7日に三番目の地震、そして翌日、
9月8日に四番目の地震が
注入以降半径20キロ以内で起きていることが確認されております。 

冒頭、私が三年前の中越地震で体験した話を申し上げましたが、
正に地中から突き上げる動きでした。
非常に近い、体感としては、
地中で爆発が起きているといった印象でありました。

今日私がこの質問をしましたもう一つの意図は、
泉大臣が冒頭にもおっしゃいましたように、

正に刈羽原発を抱えている地域だということがあるわけなんです。

今回の中越沖地震で正に刈羽原発が直撃を受けたわけでございますが、
もしも今後
この経産省が補助金を支給する財団がCO2の地中処理を更に進めて、
そして仮にもう一度新潟県内で大規模な地震が起きた場合

私は、刈羽原発の安全性もそうですし、
原発の存在自体が恐らく非常に難しくなるだろう
というふうに考えております。

私、今回、この問題を調べておりまして
一つ大変驚いた事実が出てきたんですが
--この財団法人の地中貯留実験、
その財団法人の役員名簿を付させていただきましたが、
この理事の中に東電の勝俣社長のお名前がございます。

つまり、地震の一つの原因になっていると今回私が指摘をした、
その可能性があると指摘をした
この地中貯留の実施主体、財団法人の理事に
東電の社長が名前を入れていらっしゃる。

これは、今御紹介しました新潟県の姿勢も考え合わせますと、
非常に憂慮すべき事実ではないかと私は感じます。

新潟大地震を事前に知り、何十億円も金儲けしている謎の存在

金を用意しなくても借りて売買が出来る「信用取引」制度があるが、
これがなんと地震より前の14日にあまりに人気が集中したため

異例の申し込みストップをしている。
アッチの「筋書き」を白紙にする=脱・洗脳装置

『東京電力社員と統○協会の影』 カナダde日本語 '07,07,22 kaetzchen

拉致の会のメンバーや拉致された人には,
極端に統○協会信者が多い。

蓮池は理科大の野田校舎の理工学部の学生だったはずなのに,
どういう訳か京王八王子秋葉原の駅前で見つけた。
実験は?レポートは?卒研は?と思うくらいであった。
そして見事に東京電力の原子力関係へ就職していった。

この事実を顧みると,
どーも東京電力のエリート社員と統○協会とには共通する影がありそうだ。


Note: 広瀬隆氏 『日本の黒幕の系図

小学生女子監禁-- 蓮池夫婦 拉致現場柏崎世界最大原発基地

東京電力会長が公安委員として地元警察を背後で動かし
原発反対の市民運動つぶしに暗躍してきた最大の黒幕

Note: カマヤンの虚業日記 '06,04,30 '05,09,13

『噂の真相1月別冊 日本のタブー』(噂の真相、2004年)
拉致家族には原発関係者が多いようだ。
〈拉致問題〉には原発問題、原子力問題が関係しているようだ。

--「救う会」新潟を牛耳る水野孝吉は、
広域暴力団住吉会系右翼「日本青年社」の幹部だ

電通は、総理府及び自民党が必要な情報を収集し、
偏った意見調査を通して《世論》を作り上げる手伝いをする。

自民党の選挙キャンペーンというもっとも手のこんだ部門は、
電通が引き受けている。

原子力発電所の安全性の宣伝や、
さまざまな省庁の企画に関する宣伝なども扱っている。

1970年代後半に、
一連の野党系市長や知事を退陣させる政治的策動をとりまとめ、
政治的に重大な地方消費者運動や
反公害運動に対抗する反キャンペーンを展開したのも、電通である。

柏崎刈羽原発の安全審査に関わった 松田時彦 東大名誉教授 

『31年前 その頃は活断層を言っているのは私ぐらいなもの。
そんなことを言わないで欲しいという雰囲気だったと思います。』
(NNNドキュメント#1941

-- 想定の3.6倍の揺れを引き起こした海底活断層(地下17キロ)
--1995年 阪神・淡路大震災 地上にはっきりとその姿を現した活断層

この大地震で 活断層による直下型地震の被害の甚大さが知れ渡った
国は さまざまな建築物の耐震性について 見直しを迫られた

---しかし

関岡英之氏『仕組まれた「構造改革」』 以下抜粋

米国による日本改造 
【建築基準法の改正】阪神淡路大震災が起こった平成7年。

3年後、日本政府は建築基準法を全面的に改正した。
大地震後の改正であれば余計に、
建築基準に関する規制の強化こそが必要なはずなのに、
それとは逆に規制緩和の文言となったのはなぜか。

「仕様規定」を「性能規定」に変更するということは、
建築の建て方そのものを変えてしまい、
日本古来の匠の技術を不要にし、外国の工法や建材が
どっと日本に入ってくる道を開くこと以外の何物でもない。
地震が多い日本の建築基準は、
海外の基準や国際規定より 厳しくなっている。

日本の基準を海外に合わせる といういことは、
日本の基準を「必要最小限」まで緩和する というに等しい。

地震国の常識に逆行する この不可解な法改正が行なわれたのは なぜか。

それは、この法改正が、アメリカ政府の圧力、
具体的には、アメリカ建築業界の圧力によるものであったからだ。

アメリカは、以前より、日本の建築基準法や 製品規定などが 
アメリカ産木材製品の輸入拡大の障害になっている
と批判していたのである。

そして、この法改正が実施された翌年まで、
アメリカの「年次改革要望書」には、
毎年 「住宅」が重点分野として盛り込まれていた。

    

震源6弱以上の地震確率分布図と 原発の場所

Note: http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=658

3月末に各電力会社が公表した中間報告によれば、
敦賀原発、もんじゅ、美浜原発 では、
原発敷地直下に活断層があると確認された。

--中越沖地震によって「活断層隠し」が明らかになった柏崎羽原発--

今日まで、国や電力会社が

活断層を避けて建設し、耐震安全性を確保している
と説明してきたことと、大きく矛盾する状態となっている。PDF

原発耐震審査でなぜ活断層は見落とされるのか?

‐浦底断層の活動性再評価とその意義
(渡辺満久氏[東洋大]; 中田高氏[広島工大]; 鈴木康弘氏[名古屋大])

敦賀原発1・2 号機の原子炉建屋からわずか300m の位置には,
確実度�の左横ずれ活断層あり,
一部の配管はこれを横切って建設されている.

ここでは,土地のずれによる被害と
大きな地震動による被害の双方を想定しなければならない.PDF

この活断層が正しく評価されてこなかったところに,

日本の原子力業界における活断層評価の異常性が伺える.

    
Conversations With Nostradamus by Dolores Cannon pg.322
In 1995 it was announced that the new nuclear plant in Japan
would be built directly over an active earthquake fault
-- as is the one north of San Diego.
Japan said it realized the danger,
but stated there was no other place to build it. ***
1995年、活断層の上に 原発の新増設を掲げた日本の言い分
『危険は承知しているが--”他に設置場所が無い”』---???

1995年といえば...
1月17日 阪神淡路大震災 直下型 i.e.,
With the Kobe earthquake in Japan, there was no pulse wave as in a normal earthquake I am a geologist, and I know what I am talking about. With the Kobe earthquake in Japan, there was no pulse wave as in a normal earthquake. None... Phil Schneider

3月20日地下鉄サリン事件 
小選挙区制で 目玉(外資族)党がニョキッ
忍野昭太郎氏『混迷日本にとどめを刺せ』 以下抜粋
麻原彰晃とオウム真理教こそ 日本滅亡計画の実行部隊であった。日本滅亡を企てる者は〔世界支配層〕ユダヤ・フリーメーソンであるが、その手先は単に麻原とオウム真理教のみならず、朝鮮半島関係者、日本の政・財・官・文化人・マスコミと広範囲にわたっている。「地下鉄サリン事件」は  オウム真理教およびそのバックにいる 〔世界支配層〕による巨大かつ陰湿極まる謀略である。この事件が起こる直前の16、17日に 防毒マスクの国内トップメーカーで店頭市場に登録されている重松製作所の株が 突如として出来高が急増、大量取引されるという異常な動きをした。
これは一体何を意味するのであろうか。
この事件が事前に何者かによって仕組まれていることの動かぬ証拠である。

8月15日村山首相、アジア諸国に植民地支配と侵略を謝罪

***The threat was reawakened when France insisted on firing eight tests near a Pacific island during 1995 and early 1996. The entire world was horrified and there was much protest, even in France.

The objections were totally ignored as France conducted test after test, insisting that there would be no harm done.

Of course they were wrong, and it became gradually clear that Nostradamus knew what he was warning about when he said that the shock waves from the explosions would reverberate through the tectonic plates of the Earth.

Within a few days of each test severe earthquakes and volcanic eruptions occurred.

It should have been obvious to anyone that it was not coincidence.

They were directly tied to the explosions.

Within two days after a test in October 1995 an earthquake struck Japan, then Indonesia, then a volcano in New Zealand erupted. All of this occurred within one day and seemed to follow a pattern of progression around the Pacific rim. After another test an earthquake in Mexico and a volcanic eruption in Nicaragua occurred within the same day.

Following a test during the Thanksgiving holidays in November 1995 there was an earthquake in Egypt strong enough to produce cracks in Chephren, the second largest of the three great pyramids.

It appeared that the French President reluctantly realized the truth in early 1996. He met with President Clinton in Washington and they agreed to do no more testing.

France stopped after six of the proposed eight detonations.

Did they stop in time, or has irreparable damage already been done?

    

環境改善--「大麻」と日本のチカラ

インサイダー様御用達 ”証券化された経済”

アメリカの日本改造計画』 
関岡英之氏・イースト・プレス特別取材班【編】以下抜粋

東谷暁氏 『日本経済を 外資の”草刈場”にした金融当局の大罪』

日本政府が現在の資本市場の論理に翻弄(ほんろう)された典型例

旧日本長期信用銀行を買収したリップルウッドというファンドは、
アメリカで有数のファンドだと思い込んでいる人が多いが、
当時はまったくそうではなかった。

野心家のティムコリンズは、
日本の三菱商事を含むさまざまな金主から資金を調達して
ファンドを立ち上げたが、
この業界では規模の小さいマイナーな存在にすぎなかった。

そこでコリンズは、元FRB議長のポール・ボルカーを引っ張り出して、

あたかもアメリカの金融界がコリンズを支持しているかのように演出した。
当時、小渕恵三総理がクリントン大統領の晩餐会に参列する際、
あらゆる人脈を使って小渕総理と同じテーブルにつけるように工作した。

このことで、コリンズは

アメリカ政府が彼を支持しているかのような印象
日本の経済マスコミに与えることに成功した。
ジリアン・テット『セイビング・ザ・サン/リップルウッドと新生銀行の誕生』
--
日本の経済は、なぜ停滞から脱出できないのか
―その答えを見つける手がかりは、ある銀行の歴史にあった。


こうした巧みな姿勢に、
最初は国内の銀行との合併を考えていた日本の当局も、
次第にリップルウッドがアメリカ政府や
ウォール・ストリートのお墨つきをもらっている
企業再生ファンドであるかのように錯覚し、
「外資やむなし」の方向に急転換していった。

結果として、立て直しに国民の税金7兆9000億円かけた銀行は、

1210億円で、コリンズのものとなる。

コリンズ自身の資金は10億円にすぎなかったと言われるが、
レバレッジ(梃子てこ)をかけて 巨額の買収資金を集めた。

しかも、条件が変われば保証金が入る
「瑕疵(かし)担保条項」で9280億円を得ている。
--《補足》
瑕疵担保特約とは、ある商品を買った後、その商品に傷や不具合(=瑕疵)が見つかれば、売り手が買い手に損害賠償をするという約束である。通常、こうした特約条項は、物品取引に使われる。しかし、金融取引、しかも企業買収でこの特約が使われたのは、尋常ではない...本山美彦氏 『売られ続ける日本、買い漁るアメリカ』より抜粋

結局コリンズは、
10億円の元手で総資産が 約14兆円の銀行を手にしたわけである。

この話には、さらにおまけがついている。

債務超過になっていたはずの旧日本長期信用銀行は、

清算してみると資産のほうが債務を上回っていた。

結果的には、債務超過でない銀行を わざわざ潰して、
巨額の税金を投入して安く売却し、
黒字が出ても税金はアメリカ政府に入る外資銀行にしただけのことだった。

★ ★ちょっとブレイク★ ★

長銀買収をめぐるユダヤ資本 --人脈相関図 -- アル・ゴア

得したユダヤ系金融資本日銀与党○▽○植草氏

解説リチャード・ヴェルナー 『日本銀行のヒミツ』(絶版)抜粋
日銀のイデオロギーは、古典派・新古典派の経済理論からきている。経済は、自由に任せるのが一番良いとの理論だ。自分たちの理論を流布させるために使ったのが「日銀金融研究所」の御用学者たちだ。高給を払って、間違った理論の研究に打ち込ませている。若手スタッフを、新古典派の総本山、米国シカゴ大学へ留学までさせ、自由経済の礼賛者にしている。

日本はドイツとともに、資本主義体制を取りながら、株主の力を排除して、少数のマネーの支配者だけではなく、一般の社員や地域社会など多くの人々が平等に生活レベルを向上出来るシステムを作り上げてきた。
このシステムは、経済成長の面でも大成功したために、
途上国なども導入するようになった。
危機感を強めたウォール街を縄張りとするマネー支配者たちは、
なんとか日本型経済システムを失敗させようと、
構造改革〕というを用意した。
彼らの”日本支局”が、円の支配者である”日銀”というわけだ。

お勧め:日本銀行のヒミツ(Anti-Rothschild) 

高橋 清隆氏 日本の独立阻む「国策逮捕」? 抜粋
植草氏といえば、
米国の要求に従った小泉構造改革を一貫して批判してきた。
2004年の手鏡事件
長銀をリップルウッドホールディングス社が落札した不当性を指摘した直後
今回の事件は、
りそな銀行救済時に大規模なインサイダー取引が行われたと指摘した直後であり、前回事件の警察捜査の不当性を告発する本を出版予定だったと言われている。


∴入れ子構造-- マトリョーシカ -- 中の中から出てくる
Virtually everyone leading the 9/11 truth movement is misdirecting attention from the true perpetrators, blaming Bush and Cheney, or some nebulous group such as the "Illuminati", the "Globalists", or the "New World Order" (especially Alex Jones, one of the most insidious of the Zionist puppets).

The true perpetrators, as you will learn, belong to a Zionist criminal network who operate out of Israel. This group has control of the world's banking system,the world's media, and pull the strings behind many of the world's leaders.

隠れ蓑:〔分断統治 ケンカさせて 儲ける
 
★     ★     ★

こうした例が数限りなく起こり-- 多くの土地や施設企業や金融機関
とくに保険会社が外資のものになった。

ライブドア事件や村上ファンド事件--
彼らはこうした「証券化」された経済を他の日本人より早めに取り入れたが、
方法が拙劣だったので破綻していっただけのことである。

アメリカを中心に生まれた「証券化」された経済は、
「経済の民主化」として称賛されることがある。

ライブドアの株式を買ったデイトレーダーに代表されるように、誰でもが少額の投資金で参加できるからである。プロとアマの世界を規制で分けるかつての日本金融のシステムはアンフェアなものに見え、対しアメリカのシステムは、プロ・アマ同じ土壌でフェアなものに見えてしまう。

しかし、現実は そうではない。

インサイダー情報を使うことができる人間達がいるからである。

インサイダー情報とは、資本市場を形成している側、
資本市場を管理している側に 圧倒的に偏在している。


「失敗」に転じたとき、所有する株式が紙切れになるのは、
膨大(ぼうだい)な数に膨(ふく)らんだ一般投資家たちであり、


「成功」に転じたときに 利益の大半を山分けするのは


インサイダーたち、すなわち 実体のない企業、投資銀行、ファンド、
コンサルタント、法律事務所、会計事務所なのである。


《補足》 本山美彦氏 売られ続ける日本、買い漁るアメリカ
ビルダーバーグ会議のメンバーたちが、
コリンズを使って日本企業を買収しようとした明確な資料は無い。
しかし、このコリンズという人物を取り巻く人脈を考えた時、
日本買い」のシナリオが、
事前にかなり綿密に描かれていたことは 否定できない。


コリンズが日本滞在中に通っていた教会には、
当時のトーマス・フォーリー駐日大使、速水優 日銀総裁
越智通雄 金融再生担当相も通っていた。

ビルダーバーグ会議(約120人)のメンバー
コリンズ、ゴールドマン・サックスの最高幹部、
マイクロソフト会長のビル・ゲイツ夫人、ロイヤル・ダッチ・シェルの幹部、
英国フィリップ殿下、オランダのベアトリックス女王(スポンサーとも言われる)
オランダ王室は、
世界的規模で資産運用を行なう金融投資顧問団を抱えている。


リップルウッドに最初に投資したのは、
ロスチャイルドとモルガン・スタンレー

日本企業を買収する投資ファンドの具体的情報は公表しなくてもよい
ファンドへの出資者が誰なのかを公表する必要は ない。
という理屈を、米国が日本に押し付ける制度-- 詭弁

会社を乗っ取るファンドが秘密裏に行動できるのに対して
乗っ取られる側は、全て世間に丸裸で さらされる。
これは、買収する側のリスクを少なくし
買収される側の抵抗を難しくさせること以外の何物でもない。

-- 週刊ポスト への圧力
ユダヤ金融資本=《アル・ゴア》=長銀買収の背後
リップルウッド・クループを中心とした証券・投費銀行業界のゴア人脈
共通項=ユダヤ系金融資本
長銀買収の動きの背後:

世界の金融市場に網の目のようなネットワークを築き、
巨大な影響力を誇っているユダヤ金融資本の強い意志が働いている

⇒ Jews Against Zionism ANTI-SEMITISM BY POLITICAL ZIONIS 
★   ★   ★

最高支配層だけが知っている日本の真実』 副島隆彦氏編  以下抜粋

旧長銀をアメリカの「ハゲタカ」金融機関
リップルウッドに二束三文で買収させ、
新生銀行として再生、その株を超高値で売り抜けて、ボロ儲けし、
日本に一銭の税金も納めずに逃げ去ったティモシー・コリンズ

八代氏は、この旧長銀のリップルウッドによる乗っ取りを
日本側の「カウンターパート」として遂行し、
買収が成立して新生銀行が設立されたあとには、
コリンズ氏から 直接、新生銀行の頭取への就任を依頼されている。

最初から売る側と買う側との間でシナリオは決まっている。


金融は 決してフェアな世界ではない。

「自由市場」の概念は、あくまでも幻想、空想の産物に過ぎない。

★ 安く買って高値で売り抜け 高く売って安く買い戻す  

世界権力構造の秘密ユースタス・マリンズ 訳:天童竺丸氏 以下抜粋

この数十年の間に 日本国民が達成した高い生産力によって、
莫大な額のお金が産みだされたが、
これが カナン族ユダヤ人の貪欲心を刺激した。

日本の企業はおだてあげられて、
ダヤ人の支配するハリウッド映画スタジオの事業に
何十億ドルも投資するよう おだてあげられた。
投資が行なわれてしまうと、

ユダヤ人は日本人からお金を持ち去って気前良く使いまくった。
その結果、哀れな日本人投資家に残されたものは、
何十億ドルもの損失よりほかなかった。

三菱地所は、負債の重なったビルを破産にしてしまった。
しかしながら、世界権力の卓越した一族であるロックフェラー家は、
ロックフェラーセンターの持株から、
1985年以来20億ドル以上の利益を上げたことを、
スローンは明らかにしている。

世界権力という国際的秘密結社と取引するさいに、
日本の投資家たちは一見すると合法的に見える事業投資において
数十億ドルもだまし取られ続けてきた。

ずるがしこいカナン族は、
財産を実際の価値の何倍もの値段で売りつけ、
それから不運な買い手を破産へと陥れることにかけては、
何世紀にもわたって精通してきた。
これが 「高く売って安く買い戻す」という手口である。


    

ちょっと明治へ

最高支配層だけが知っている日本の真実』 副島隆彦氏編  以下抜粋

あやつられた龍馬』 加治将一氏

明治維新という歴史的事変は、
イギリスによって懐柔され、洗脳された諜報員、
つまり英国のスパイに育て上げられた幕末の志士たちによって実行された
お手盛りの「人工的な革命」であったという真実が、
英国側の歴史資料なども綿密に調査された上で、明確に描かれている。

坂本龍馬も、伊藤博文も、井上馨も、五代友厚も、高杉晋作も、
幕末の名士の多くがイギリスの意図で動いていたということが、
はっきりと描かれている。

あの司馬遼太郎の歴史小説に誇り高く描かれている、
日本の古い体制を打ち倒した若き英雄たちの姿は、実は嘘っぱちである。

ロンドンに秘密留学させてもらったのは、長州開国派志士の5名。
伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹輔、山尾庸三である。

彼らはロンドンの大学に通わせてもらい、
専任のイギリス人講師をあてがわれている。


極めつけは、
こうしてイギリスの手先(エージェント)要員として教育された志士達が、
日本に送り返された後、明治政府が成立すると、
こんどはその要職に就任しているという事実だ。

彼らのうち なんと4人までが、
現在の財務省にあたる「造幣局」の財政政策担当に就いているのである。

イギリスに代わって、アメリカが、戦後日本を管理・指導している。


--《秘密留学》--《懐柔》-《洗脳》--
『平和』シャツ着た アル・ゴア元米副大統領

日本社会-- 家庭-- 父親の不在 断想

Aaron Russo  アーロン・ルッソ Video 
ロックフェラーとの会話を語る

ウーマン・リブの裏にある意図 

【ウー マン・リブの雑誌"Ms." にCIAが資金を出していた】

グ ロリア・スタイナムと もう1人が認めた。


【女性に課税する】ことと、【家族を壊す】ことを目標として...

『俺たちがウーマン・リブを後押 ししたんだ。

俺たちロックフェラー財団が  全部の新聞やTVで取り上げた。

主な 理由は 二つ。

一つめは、【ウーマン・リブ以前は、人口の半分に課税できなかった

二つめは、母親が仕事に行くので、
今や子供たちは
早くから 学校に通う。

子供たちを家族から引き離して 子供たちの考え方を 好きなように出来る

親が教える代わりに  学校が家族になり
子供たちにとって 教師が 家族になる。』

そ れらが ウーマン・リブの主要な目的だった。

『彼らエリートは 彼女たちを助けるどころか

実は もっとひどい目に遭わせて彼女達から 男を取り上げたんです。

黒人社会を見てごらんなさい。


50 年前には 私生児の割合は10%だったけ ど、

今 や 90%以上です。

家族がこのようにすっかり崩壊させられ、

総 人口で見ても私生児の割合は50%以上で す。』

★     ★     ★

学校生活で作られた” 自分の仮面”を はずす

ジョン・テイラー・ガッ ト 『バ カをつくる学校 訳:高尾菜つこさん 以下抜粋

ロックフェラー総合教育委員会

使命記述書(マニュフェスト)1905年 

我々の夢は、人々が我々の作る型に おとなしく身を委ねることである。

我々の使命はごく簡単である。

子供たちを組織 化
し、

彼らの親が不完全な方法でやっていることを、
彼らには完全な方法でやるように教えることだ。 』

最初に学校制度の構想 をまとめたのは、教育改革者のホーレス・マン、
シ カゴ大のハーパーとシアーズ、コロンビア教育大のソーンダイク
といった人々で、その目的は”大 衆を厳しく管理すること”だった。

つ まり、学校は 

公式どおりに行動する人間、

コ ントロール可能な人間を生み出すために作られたのである。

こ の役割は見事に果たされ、社会ではますます階級化が進んでいる。

そこでは、「支配階級だけに自立と個性が許され、

それ以外の大衆は 問題にされない。

義務教育はますますエスカレートし、子供たちを地域社会から遠ざける。

供の教育を、”専門家” に委(ゆだ)ねることで、

地域社会を崩壊さ せ、子供を成熟した人間にさせないようにしているのだ。

アリストテレスによれば、

人は、地域社会で積極的な役割を果たさないかぎり、
健 全な人間には なれない

彼の考えが正しかったことは、
学校や 老人ホームを見れば、明らかである。

子 供たちは、大人の世界や将来に無関心で、


ゲー ムや暴力といった気晴らし以外、ほとんどすべてに冷めている。

ゆがんだ学校教育は、望ましい人格形成を妨げている。

実際、学校や教師が 生き延びているのは、
子供たちの、こうした” 未熟さ”のおかげである。

その証拠に、
批判的思考の手段 
《論 理や自由な発想》
を教えようとする勇敢な学校は、
どこも長続きせず、やがて破綻してしまう。


皮肉なのは、学校教育に必要な”意識改革”を行なうと、
新しい学校は今よりずっと金のかからないものになるため、
利 権者が改革に消極的だということだ。

彼らにとって、”教育はビジネス”であり、


たとえ子供の育成に役立つとしても、そのために業務を縮小したり、

商品を多様化させたりして、利益 を削ることは出来ない。

90年間にわた る着実な繁栄(?!)

1980年代か ら1990年代にかけての好況期、購買力が増したのは

実は人口の20%で、残りの80%は逆に13%減少した。

実際、そこにインフレの要因が加わると、
1995年の共働き夫婦の購買力は、
1905年の単身男性労働者のそ れを 8%回るだけだった。

繁栄に対する実態は、両親を家庭から遠ざけ、
子供たちを託児所や商業的娯楽施設といった管理体制に 放り込ませた。
子 供たちをクラス分けし、
互 いに対立させることによって、階級構造を確立した。
そして、富と権力を一部の人間に 危 険なほど集中さ せた。

依存的で無目的 な生き方に

弱者を守る地域社会 は衰退し、孤独なネット社会だけが生き残る。

従うことに慣れた人々は、自分の頭で考えることを知らない。

要 するに、

他人に対しても、自分 に対しても、役に立たないのである。


こうした悲劇の原因は、
30年前にポール・グッドマンが言ったように、馬鹿げた学校制度にある。

子供たちの生活は、二つの習慣に支配されている。
それは「TV」と「学校」である。
今の子供たちには、一人前の大人になるための知恵を学ぶ時間が無い。
裕福な家の子供は、TVを見る時間が少ないが、その代わりに彼らは
「意 に沿わない習い事」に追われている。

彼らは自分の時間の使い方 がわからず、
自己の存在の意味も、目的も、

そ の喜びもわからない。

この 依存的で無目的な生き方は、国民的な病気である。

そ れは、「学校」「TV」「習い事」と深い関係があるはずだ。

深刻な社会問題ーー麻薬や暴力、愚かな競争、性の乱れ、ギャン ブル、

アルコール、そして金品の執着
--もまた、実は ”依存的な人格”による病気で あり、
学校教育の産物にほかならない。

ウェンデル・ベリー(思想家)の言葉

グローバルな考え方をする人というのは、
世界を ただ抽象的な数字によってとらえているだけである。

政治家や実業家
はとくにそれが上手で、

彼 らの抽象的な考え方や貪欲さは、常に”破壊”をもたらす。

正 しい行い・生き方とは、

アレグザンダー・ ポープの言う
土地神に受け入れられるものでな ければならない。

これには 地域の知識 地域の技術、
そ して、グローバル志向の人間には無い”地域への愛”が必要だ。


己を知る

国の解決策ではなく、地域社会に目を向け、
みずからの内面を見つめ「己 を知る」 ことである。

健全な社会とは
、 「親しき仲にも礼儀あり」の格 言どおり、

誰もがお互いの違いを理解し、尊重することのでき る社会である。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「粗大ゴミ」を癒 す「可愛い」女性たち(日本社会)  

『「弱い」日本の「強がる」男たち』  宮本政於氏(精神分析医) 以下抜粋

滅 私奉公”の発想は、子供を犠牲にするだけでは なく、

組織のためにと滅私奉公している本人までダメにする。


日本で生まれた「粗大ゴミ」病は、先進国全部を汚染してしまう。

終電まで働いても、誰も異常だと思わないし、思っても言わない。
だが、そうした状態が異常であることを認識し、
声を大きくして自分の生活を守る、
これが「粗大ゴミ」病の伝染力を減退させることにつながる。

勤勉だと自慢することは良いことだ。
だが、勤勉の裏返しが、個人の生 活の犠牲であるのならば、
自慢 どころか恥 じるべきことである。

個人の犠牲の上 に成り立った繁栄は、
生活を後回しにする国だ という証拠である。

信じること、疑わないことこそ日本人
もしもこうした発想が心の奥にあるのであれば、
それ自体、疑ってみる必要がある。

なぜなら、この発想こそ「服従」 が昇華したものであるからだ。

上 司、先輩、先生などと呼ばれる人たちの価値観に挑戦してみよう。

どうして「強がる」男 たちに支配されてしまったのかを知る必要がある。

「心理的な去勢」教育を受けてしまっ た--それが結論だ。

彼らは国民を弱い人間としておきたいのだ。

支配する側に立ってみれば、
そのほうが楽であることは誰にでもわかるだろう。

「心理的な去勢」とは国民を弱い存在にしておくための催眠術だ。
でも、催眠術だから、その呪縛から自分を解くことも簡単だ。

自 己主張」がその答えである。
自 己主張は、強い自分を作るための練習となる。
常 に現実から目を背(そむ)けない。

これは自分の気持ちに忠実に行動することでもある。

「わがままだ」などという批判を気にしてはいけない。

--「粗大ゴミ」的環境に染まってしまうと、
平日に家族と一緒に食事をとるの はほとんど不可能となる。

父親 不在の家庭は、親離れ、子離れができない、
いびつな母子関係を作り出す。 --


☆ ☆ ☆

『「内づらと外づ ら」の心理』 加藤諦三氏 以下抜粋

過保護の場合、親が子供を可愛がるのは、
子 供が自分の支配に服するかぎり」においてである。

これを子供の側から言うとどうなるか。
「自分が親に忠誠をつくすかぎり」ということになる。

過保護は、
その子のありのままの「自己」を激しく拒否している。


その子が自己喪失して、忠誠を誓い、

従順であるかぎりにおいて保護し、受け入れる。


自己喪失した子に、親は満足する。

外から見ると平和で立派な家庭である。
時には理想的にさえ外には見える。

しかし、保護、忠誠、満足、自己喪失の家庭は病んでいる。

その集団としての家庭の病気は、

や がて

ある特定の子供を通して表面化し てくる。


子供は、自分の本質を拒否している人間に対して忠誠を誓う。

そして病んでいく。


内づらが悪くて外づらがよい人は、
自分の内面が二つに分化し自我の統一はなされていない。


今まで自分の育った環境が
自我の形成に障害になっていたということを認識し、
違った環境、
つまり自我の形成に良い環境を選ぶことに専心するのが何よりであろう。

自我の形 成に良い環境とは、
何よりも情緒的に成熟した人々の いるところである。