インディアンの予言 今、地球に波長を合わせる

    

『インディアンの大予言』サン・ベア&ワブン・ウインド 
訳:加納眞士氏/三村寛子さん 以下抜粋

権力を持つ人々が隠そうとした多くのことは、
来たるべき変化の時に暴露されるにちがいない。

私たちは既に、偽善が暴かれるのを数多く見てきた。
事実から目をそらしてはいけない。

このような暴露こそ必要なのだ。

人々が目を覚まし、
自分たちの指導者がいかに長い間、
無意味なものを生み出していたかについて 気付かなければならない。

人々が強烈な方法で真実に目を覚ませられる時なのだ。

私たち先住民の共通の祖先は、
しっかりと地球に波長を合わせていたために、
地球に何かが起こる前に、それをすべて感じていた。

動物や植物や木など、すべての創造物には知性があり、

人間よりも今起こっていることや
これから地球に起ころうとしていることが ずっと見えている。

人間の仲間のほとんどが、それを感じることが出来るのだ。

ある時、鯨(くじら)が私たちに警告を与えようとしたことがあった。

何かがバランスを破ろうとしていることを、
そして、私たちが自然との交信を失ってしまったことを 
鯨たちは知らせようとした。

だが、人間は傲慢(ごうまん)にも、

常に自然や自分たち以外の生き物を 
口のきけない愚か者と見なしている。 

そのために、人間は 鯨の声を聞く事も、
自然や創造物の声を聞く事も出来ないのだ。

彼らに対して偏見を持っていたために、
多くの知識を見逃してきたのである。

もう一度言うが、

世界に大きな変化が起こる前には、必ず警告がある。

私たちの周りの創造物や力が 警告を与えてくれる。

たとえば、木々は何か大きな出来事が起こる前に、
お互いに警告を交信し合っている。

世界中に読者を持っている「ニューヨークタイムズ」でも、
木々が互いに交信していることが立証されたと報じられた。

だが、科学者たちは、木々と交信する方法を捜そうとはせずに、
その能力を使って、
より効果的な農薬や除草剤を使うことが出来るということしか 考えなかった。

それが、彼らがその知識から得たすべて だったのだ。

人類が、地球に波長を合わせないのは、実に哀(かな)しいことである。

私たちを前進させ、大いに役に立ってくれるような知識を掴むチャンスが、
こんなに多く与えられているのに、
手を伸ばして掴(つか)もうとしなかった。手に入れようとしなかったのだ。

世界中で、何百万もの、とても多くの人々が死んでいる。

偏見や恐れ、そして新しいものに目を向けて心を開こうとしなかったために、
これからもどんどん死んでいくであろう。
だからこそ、今 私たちは この地球の声に気付かねばならないのだ。

創造主
おまえが、二つの狂暴な人々の集団に銃を与えれば、
互いに殺し合う。狂暴な人々がいるかぎり、その殺戮は続くだろう

自分と同じ精神的信念や人種でない者は殺してもよいという精神
これが地球上にはびこる病気の正体である。

戦争中に残虐行為を犯さなかった国があるなどと
無邪気に信じてはいけない。

第二次大戦中、
同盟諸国は兵士にも民間人にも同じような残虐行為を犯した。

彼らは日本人を縛り上げ、捕虜収容所で拷問し、虐待した。

アメリカ兵たちは、ときおり、日本人捕虜の首に切り込みを入れ、
彼らが出血死するまでにどのくらい走れるかを見たりした。

私は、それが彼らのお気に入りのスポーツの一つだったという話を
海兵隊の1人から聞かされた。

宗教的指導者たちは、その宗教に属さない者は誰でも、
生贄(いけにえ)となるべき格好の獲物であると教えている。

他の民族のことを『外国人』と呼ぶ政治家たちは、
自分たちには他民族をどのようにしても良い権利があると感じている。

この態度が、人間のもっとも根深い病である。
人種差別や、国粋主義を表しているのだ。

その考えは、現在の地球に多くの破壊をもたらしており、
全人種の奴隷化と堕落の原因となるものである。

この種の精神が、地球上に野放しになっているかぎり、
私たちはそれをやめさせるために あらゆる努力をしなければならない。

人々を、このすべての人種差別や国粋主義、そして、

自分を他人よりも上位に持ってこようとする、
ある人々の傲慢さから解放することである。

無意味な戦いのために、滅ぼされてしまった
罪の無い野生の海洋生物のことを考えてみてほしい。

人間がお互い同士にしているばかげた行為が、
この星をも滅ぼしていることがわかるにちがいない。
私たちは今、この地球の声に気付かねばならない。


    

北畠親房が『神皇正統記』(1339年頃)で最も警戒したことも、
自己絶対化の誘惑である。
この誘惑に陥らないようにするためには、
相対主義、多元主義が必要とされる。


北畠親房が『神皇正統記』 抜粋
一つの宗派に志ある人が、
他の宗派を非難したり低く見たりすることは大変な間違いである。

自分はこの宗を信じるが人は別の宗を信じており、
それでそれぞれに利益(りやく)があるのである。

これもみな現世だけで決まったことではなく、
前世以来の深い因縁によるのである。

一国の君主や、これを補佐する人ともなれば、
いずれの教え、どの宗派をも無視せず、
あらゆる機会をつかんで利益の広まるように心がけるべきである。

また仏教に限らず、儒教・道教をはじめさまざまの道、
いやしい芸までもさかんにし、とりあげてこそ聖代と言えるのである
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軍基地前のハゼ調査で「過去最悪の奇形」/横須賀

ハゼからはヒ素やPCBが検出されており、
同協会は奇形の原因について
「これらの複合物質による影響ではないか」と推測している。

また、11月18日に同所で釣ったアイナメからは鉛が検出され、
同協会は「高濃度の鉛で、発生源は同基地や海底」と指摘。

こうした海域状況が、
ハゼの奇形につながっているとの見方を示した。
神奈川新聞
 
2007,12,29

今年 8月 横須賀に 原子力空母が配置されようとしている

今年8月横須賀配備予定の原子力空母G・ワシントンの横須賀母港のため、
現在国によって行われている浚渫(しゅんせつ)工事に対し、
汚染拡散と原子力空母の事故の危険性を理由として、
約400名の申立人によって
横浜地裁横須賀支部に起こされていた仮処分申立の決定が、
2月29日にあり、残念ながら差止の申立は却下された。

浚渫(しゅんせつ)=水底の土砂(どしゃ)や、岩石をさらうこと。

決定内容:

浚渫工事による汚染拡散による
生命身体や漁業への被害につき、
認めるに足りる疎明(そめい=言い訳)は ない... ???

市議会では「外交・防衛は国の専管」という意見が大勢を占めた。

三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会 わかめの会

海に空に 放射能を捨てないで STOP! 再処理本格稼動
原発1年分の放射能を1日で出すといわれる再処理工場の排出放射能
プルトニウムは、小さじ一杯が全人類の致死量と言われるほどの猛毒
放射性ヨウ素は、ワカメなどの海草に入り、私たちの体に蓄積される。
本格稼動してしまうと、親潮の海流に乗って青森から千葉沖まで広がり
その海域に生息する魚や魚介類に多量の放射性物質が含まれる。

★ ★ ★

構造改革のために不況を作る

改革」のため、「危機」が必要だった。
不況」という「危機」により、
初めて「構造改革」の必要性が問われた。


構造改革」--得をするのは「マネーの支配者

規制や企業連合がなくなり、

従業員を簡単に解雇出来るようになって力を増すのは、
大株主」など「マネーの支配者

そのパワーを最大限に発揮して、私腹を肥やすことが出来る

「2種類の原爆投下(人体実験)」

その後...

人類を滅亡させる 約3万発もの核兵器  
危機感を煽られ 拡散し続ける  

北朝鮮が核を撃ってきてからで良いのですか?7分で飛んできますよ。
わが国の核保有を今こそ議論すべきだ

--プルトニウム保有大国 日本--
(北朝鮮40kg 日本43,000kg+8,000kg/年)
青森県 六ヶ所村 世界最大の核複合団地 

射殺された長崎市長
すべての核保有国の指導者は、この写真を見るべきであります
長崎平和宣言2006
核保有国は、核軍縮に真摯(しんし)に取り組もうとせず、

中でも米国は、インドの核兵器開発を黙認して
原子力技術の協力体制を築きつつあります

伊藤一長氏はホロコースト記念日
4月16日(日本時間17日)に射殺された。

構造改革マネーの支配者原発・核兵器

原爆投下 マネーの支配者原発・核兵器」拡散 主導 
原発・核兵器」拡散目的→「危機」創出原爆
イスラエル建国」目的→「危機」創出=「ホロコースト

In Germany, the average Jews were victims of the Zionist elite who worked hand in hand with the Nazis. Many of those same Zionist Jews who, in Germany, had worked with the Nazis, came to Israel and joined hands with the Zionist/Communist Jews from Poland and Russia. It is the two faces of communism and Nazi-style fascism that rule Israel.
Democracy is merely an illusion.. Jack Bernstein


1940年の終わりから、右翼シオニスト「イスラエルIZL」が、ナチスと協定を結ぼうとしていた。目的は、「ドイツ帝国と同盟するユダヤ人国家を再建する」。ナチスの協力者になろうとしたこのグループのメンバーの1人 イツハク・シャミルは、その後 イスラエル首相になった。

危機撒き 朝鮮半島編:Peace for Palestine

Rumsfeld sat on the board of ABB, a European engineering giant based in Zurich from 1990 to 2001, earning $190,000 a year. In 2000 this company sold two light water nuclear reactors to North Korea, a country he now regards as part of the "axis of evil".

構造改革 「マネーの支配者」Civil War

the Guardian

America has sown the seeds of civil war in Iraq

..But it will not be a war of Arabs against Kurds, Sunnis against Shia or Muslims against Christians, but an equally devastating war between a US-backed minority (of all religions, sects and nationalities) against a similarly composed overwhelming majority of the Iraqi people. The killing fields of this war could eventually stretch from Afghanistan to Palestine. --It's not religious rivalry but the puppet regime that threatens stability

米政府の奨学金でシカゴ大に留学したチリの経済学者たち 
ナオミ・クライン ”ショックドクトリン” The Shock Doctrine

恐怖を利用した「経済改革」

人為的に作られた危機と経済のショック療法の採用--国の経済構造全体を破壊--クーデター当日、市中を戦車が走り回り、「シカゴ組」と呼ばれる一団がいた--政府資金による”思想教育”です。当時、米国では傍流の学説だった極端な経済学を教え込み、イデオロギー戦士として本国に送り返したのです。民主主義の弾圧と崩壊なしに、この経済政策は実現できない

シオンの議定書 第十議定

支配者たちの無能無策に--我々が仕組んだことであるのだが--業を煮やした人民たちは、大声で叫ぶだろう。「奴らを追放しろ、世界を治めるのは一人でいい。おれたちをまとめて争いの種をなくしてくれ。国境、民族、宗教、国債、そんなものは御免だ。平和と秩序をくれ、今までの支配者や議員が決してくれなかった平和と秩序を!」

すべての国々でこのような叫びを挙げさせるには、

すべての国々で、紛争、憎悪、闘争、羨望、さらに拷問 飢餓によって、

人間性が疲労困憊の極に達するまで、人民と政府との関係を悪化させることが絶対不可欠であることを。これら悪の予防接種を施すことによって、また欠乏によって、ゴイムは金銭その他すべてのことにわたってわれわれの支配下に入る以外のことは考えなくなる。

ただし、もしも世界の国民にホッと一息でも入れさせるならば、

われわれが渇望する時は九分九厘到来しないのである。

イオマンテ(魂をあの世へ送る) 怨霊鎮めの祭り

梅原猛氏古代幻視以下抜粋

人間が神になる。

一神教の支配する西洋では、そういうことはありえず、
そういう願望を起こす人はまずない。

神は絶対であり、人間は神の創造物にすぎない。
神と人間の間には容易に埋めることの出来ない溝(みぞ)がある。

ところが、一神教より多神論が支配する国では、

人間と神あるいは仏との距離は、一神教の国より はるかに近い。

日本では、死ねば人はみな仏になり、戒名(かいみょう)を貰(もら)う。
戒名とは仏としての名前である。
また 死のことを「お陀仏(だぶつ)した」「成仏(じょうぶつ)した」とも言う。

神になるのは仏になるよりは難(むずか)しいが、
それでもそんなに難しいことではない。

神になるには二つの条件が必要である。


一つは、その人が生前偉大な能力を持っていること、

すなわち身分が高いとか、武力に秀(ひい)でるとか、
文才(ぶんさい)に恵まれるとかである。

もう一つは、その人が刑死とか流罪(るざい)とかで、
余執(よしゅう=心に残って離れない執念)
妄執(もうしゅう=心の迷い)が残る形で死ぬことである。

この二つの条件のうち、後者の条件のほうが、より重要であることは、
桓武天皇(かんむてんのう)と早良親王(さわらしんのう)の例でわかる。

京都に都を定め、
多くの政治的事績を残した偉大な桓武天皇が
神として祀られず、
ほとんど政治的事績らしいものを残さずに死んだ早良親王が
神として祀られた。

それは、桓武天皇は天寿を全(まっと)うして死んだのに、
早良親王は、おそらく無実と思われる政治的陰謀(いんぼう)によって
不慮(ふりょ)の死を遂げたからである。

『日本後紀』は、桓武天皇の病気に際して、
しきりに早良親王の怨霊の祟(たた)りがささやかれ、
早良親王の怨霊を鎮魂するために、
さまざまなことが行なわれたことを伝えている。


★  

しかし、この怨霊(おんりょう)というのは、

世界的に普遍的な現象ではなく、きわめて日本的な現象である。

西欧、あるいは中国において、
日本ほど重要な社会現象にならない。

西欧において、ハムレットなどにも父王の亡霊が出現する話があるが、
それが神に祀られるというようなことは無い。

中国において屈原とか関羽とかは神に祀(まつ)られるけれど、

日本ほど怨霊の力は強くない。

どうして日本において怨霊がこんなにしばしばあらわれ、
そしてその力が強いのか。それを考えるとしよう。

  ★

アイヌ文化は、日本の基層文化である縄文文化の面影を、
弥生文化の伝来によって大きくその性格を変えた日本の文化より、
はるかに色濃く残していると私は考えている。

アイヌの人々の墓標には、三種類ある。


一つは男、一つは女、
もう一つが”変死者”である。


変死者は、特別に手厚く葬(ほうむ)られ、
葬儀の仕方も墓場を別になることが多い。

なぜ”変死者”はそんなに手厚く葬られるのか?

アイヌの人は、人が死ねば その魂は必ずあの世へ行くと信じている。

あの世は天の一角にあり、一足先にこの世を去ったご先祖様が、
この世と同じような家族単位の生活を営(いとな)んで暮らしている。

人が死ねば、必ずその魂はあの世へいくが、

変死者には、この世に余執、妄執が残っているので、
たやすくあの世へ行けない。
それで、彼はとりわけ手厚く葬られる。

アイヌの人にとって、もっとも重要な祭りはイオマンテの祭りであるが、

イオマンテの祭りも一種の熊の怨霊鎮めの祭りであると言えよう。

イオマンテのイは「それを」と言う事であり、
ここでは「熊の魂」を指すが、オマンテは「送る」⇒
イオマンテは「熊の魂をあの世へ送る」ことを意味する。

アイヌの世界観では、

古代日本のそれと同じく、

人間ばかりか、すべての生きとし生けるものの魂は、

この世とあの世の間を
絶えざる循環(じゅんかん)の旅をするという考えがある。

普通、山にいる熊は、自然に天寿を全(まっと)うして死ぬが、

そういう熊は何のさわりもなく、無事あの世へ行くことが出来る。

しかし、人間に殺された熊は、
そのままでは人間に対する恨(うら)みや執着(しゅうちゃく)が残り、
容易にあの世へ行けない。

それで、丁重(ていちょう)にして
厳格(げんかく)な儀式(ぎしき)で熊の魂を慰(なぐさ)め、
それをあの世へ送らねばならない。

ただあの世へ送るだけでは不十分である。


出来るだけ良い思い出を持ってあの世へ行ってもらわねばならない。

なぜなら、その熊の魂は、また新しいミアンゲを持って、
人間の世界に帰って来てくれなければならないからである。

ミアンゲとはアイヌ語で「身を提供する」意味。

みやげ」という言葉に通じる。

人間から土産(みやげ)をたくさん貰(もら)って、

人間に対する良い思い出を持ってあの世へ帰ると、
熊は人間から貰った酒と肴(さかな)で宴会を開く。

「人間の扱いはどうだった?」
「あぁ とても良かった」
「それじゃ、俺も来年行くか」となって、
翌年は熊がどっさり獲(と)れるというわけである。

これは言わば豊漁(ほうりょう)祭、豊年(ほうねん)祭でもある。

イオマンテの祭りは、この世からあの世へ熊の魂を送る祭りであるが、

それはまた 再び新しいミアンゲを持って

この世へ帰ることを願う祭りなのである。

アイヌ文化の、おそらくは縄文文化のもっとも根本的な世界観は
魂の永久の循環(じゅんかん)」という思想であり、
人間の場合でも、熊の場合でも、

変死者はこの魂の循環を妨(さまた)げるものなので、
循環を可能にするように、
その祭りは出来るだけ厳格に、かつ丁重に行なわれねばならない。

循環という原理によって、
すべての天体運動も人間生活も成り立っているのである。
怨霊はこのような魂の循環運動を妨げるものなのである。
怨霊となるべき人間や熊の葬儀を出来るだけ手厚く行ない、
その魂を無事あの世へ送って、
永久の循環という宇宙の大原則」を混乱させないことが必要である。

怨霊鎮めの祭りが日本で盛んなのは、日本にはまだそういう超古代的、

縄文的な世界観が残っているからではないかと私は思う。

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藤本英夫氏  『知里真志保』

知里真志保は『アイ ヌ語入門』を出版した。

この本の中で、バチェラーをはじめ、

高名な、その道の権威者と評のあ るアイヌ研究者たち数人を、

こっぴどくやっつけ、罵倒している。

この本の戦闘的な激しさについては、
大江健三郎が『文芸』(昭和42年3月号)で、
「名著発掘 アイヌ語入門」と題して感想をのべている。

「知里博士が戦いをいどみ、絶対に全滅させるは、
一般的には良きアイヌ理解者と目されている学者たちである。

博士はそうしたアイヌ理解者の精神の奥底にアイヌへの見くびりや、
安易な手をぬいた研究態度を見つ け出して、それを叩きつける。

しかもその怒りの声の背後からは切実な悲しみの声も聞こえてきて...」

私は、この大江の見方は正しく的を射ていると思う。

知里「僕の背後には、一万数千のアイヌがいる。

僕は、その一万数千のアイヌのためにも頭をさげることができないのだ」

以上 『ドキュメント日本人2 悲劇の先駆者』から抜粋

知 里真志保(ちり・ましほ/ 1909-1961):

北海道登 別の名門アイヌに生まれる。ずばぬけた語学力に恵まれ、被征服民族アイヌの生活を見て育った彼は、アイヌ研究家、アイヌ語学者となった。一高、東大、大学 院というエリートコースを歩みながら 彼の研究は、従来の、 アイヌへの同情や、べっ視に立脚した研究を鋭く告発した。彼の研究には、被征服民族の、彼自身の悲痛な叫びが核となって貫いている。

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