米国支配中枢が夢見る-- 『日本』のフィリピン化
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馬野周二氏 『嵌(は)められた日本』 以下抜粋
「米」と「牛肉」、米国支配中枢の日本荒廃化の陰謀
一般のアメリカ人と、米国支配中枢は、全く別物である。
彼らにとっては、一般のアメリカ人も日本人もフィリピン人も
キューバ人もベトナム人も、
何一つ変わるところのない搾取、収奪の対象でしかない。
アメリカ人は、牛に復讐されている。奇病と早老で。
米国支配中枢は、そのことを知っている。
それが、彼らが日本人に牛を食わせようとする魂胆だろう。
若い者ほど容貌、体格に男女の区別が少なくなり、男性が女性化している。
何がその原因か。
長年、米国を観察している知人によれば、
『アメリカの牛が屋内で飼料で飼われ、
その飼料の中に肥育用の女性ホルモンが入っているということだ』という。
エイズ感染者には黒人、プェルトリカンが多く、
ブクブク肥えているのは安肉をファーストフード店で食べる一般白人である。
アメリカン・デモクラシーとは、
自由の幻想を羊群に与えて、
闇の一角から人民を搾取し生殺する政治機構だ--という想いが強い。
牛肉を単なる農産物の一種だとは、とても考えられない。
それは血と肉の塊(かたまり)であり、
それ故に、もっとも深い人間の業(ごう)と結びついている。
ホルモン漬けの牛肉、
あるいはさらに隠微な薬品も加えうる肉の輸入を、
常軌を逸した執拗さで日本に強要する米国の意図は何か。
日本の社会、日本人の性格、体質の破壊を
米国支配中枢が指令しているからだと思わねばならない。
食品業界 からの
安易な輸入再開に反対した松岡氏の自殺(?)
⇒米国産牛肉輸入量が2倍強に急増、
月間4000―5000トンへ
⇒赤城農水相辞任
⇒小泉前首相、農林水産物等輸出促進全国協議会名誉会長
就任挨拶『農産物輸入を阻止するより 輸出に力を入れるべきだ』
sankei '07,05,25
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ベジタリアンネットワーク
肉牛を育てるのに必要な穀物:
牛肉1kg に 穀物11kg
豚肉1kg に 7kg、鶏肉1kg に 4kg、
鶏卵1kgには3kgの穀物が必要。
人々の食生活が菜食から肉食に変化するほど、食糧不足が進む
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米と牛肉の自由化要求は、
米国支配中枢の日本荒廃化の陰謀以外のものでは断じてあり得ない。
「戦略物資」=「食糧」 ニクソン戦略
食糧を”戦略物資”として使おう
という政策を打ち出した委員会が考えた作戦
①安い価格・好条件の融資などをエサに、ア
メリカの農産物に海外諸国の目を引き付ける
②エサに食いついてきたら、
「自由貿易」の名のもとに、相手国の関税をやめさせるなどして、
輸出しやすくする。
③海外諸国がアメリカにすっかり依存したところを見計らって、
作付制限を行ない、不足状況を作り出し、価格を引き上げる。
野栄昭如氏
「日本の水田が捨てられてしまえば、あとは荒れるばかり。
自然には戻らない。
水田が荒れ果てた時、その風景を見る僕らの目はどうなるのか。
そうなれば当然、人間の気持ちを荒廃させるだろう。」
主業農家 1990年 82万戸⇒2007年 38.7万戸
鈴木宣弘氏(リンク切れ)
すでにバイオ燃料の増産で遺伝子組み換え農産物の
作付け比率がどんどん上がって、
日本が非遺伝子組み換え農産物を買おうとすると
非常に高いプレミアムを払わなければならなくなっている。
そのうち 種を独占するモンサント社が
非遺伝子組み換え品種の種を販売しなくなり、
非遺伝子組み換え農産物は手に入らなくなるとの見解さえ出てきてます。
農業協同組合新聞jacom
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高橋 清隆氏
郵政民営化で わが国は
国債売却による金融システム崩壊の危機を抱える。
しかし、マスコミは「郵政選挙」で
国益擁護派議員を「抵抗勢力」とたたき、
“刺客”を「小泉チルドレン」と持ち上げた。
公社職員の給与に一切税金は使われていないのに、
「公務員10万人を減らせる」との小泉前首相のデマを宣伝した。
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保坂展人氏 '08,04,29
まもなく福田政治の時代が終わると、私たちはもう一度
「小泉的なるもの」との最後の勝負=政治決戦を迎えなければならない。
一部の人たちは、
小泉自体の規制緩和・市場主義の政治によって大きな利得を得た。
メディアの相乗効果が「小泉現象」をつくりだした。
その余韻は、今もまだ残っている。
08,05,23 NIKKEI
竹中平蔵・日本経済研究センター特別顧問(慶大教授)は23日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)で講演し、「日本がアジア域内の競争を刺激することが重要」との認識を示し、国内法人税の引き下げや投資誘致庁の設立を提言した。「改革が進まなければ、グローバル化から取り残される」と述べ、小泉内閣で進めた構造改革推進の必要性を改めて強調した。
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日本のフィリピン化 馬野周二氏 『嵌められた日本』 以下抜粋
ソ連もアメリカも、共産主義も自由資本主義も、
いずれもイルミナティの造作物であって、
彼らの世界掌握の段階、手段である。
資本主義米国とソ連を連合させて、
日独を叩き潰すことがイルミナティの計略であり、
共産主義を解禁し、共産党員を野に放って、
日本の精神基盤を攻撃させること、
これが連合軍指令の深い意図だった。
ソ連の共産主義の魅力が失せた時、
彼らはアメリカニズムを代わりに備え付けた。
今日では、左翼人士の代わりに
拝米=拝金主義の輩を並べ、
大いに信米、親米を鼓吹させている。
恩義に厚く人情に脆い日本人は、
敗戦後の苦しい時に、援助資金を恵んでくれ、
お陰で100万人の餓死を免れさせたアメリカを、
救世主のごとく思い込んだ。
だが、イルミナティは人情で行動するのではない。
アメリカ支配中枢の思惑は、
”羊の群れを痛めては損だ”ということに尽きる。
義理堅い日本人を、その困窮の極点で助けておけば、末永く恩を売り、
引き廻し、搾取することが出来る。”羊や奴隷”を殺しては元も子もなくなる。
論より証拠、殺さずに置いた日本人は、
彼らの思い通り丸々と肥えてきて、
毛や乳を充分に刈り取り搾り取れるようになった。
高度技術製品、米国債売り付け、対米投資は、
計画通り 彼らの手元に流れ込んで...
彼らは天皇の廃絶、少なくともその完全な空洞化、
さらには傀儡化の意図を、今日も決して棄てるものではない。
天皇をいただく日本という国があるかぎり、
イルミナティたちは枕を高くして眠ることは出来ない。
戦争を起こし、このドサクサに紛れて目的を達するのは、
彼らの常套手段であった。
だが、彼らの得手は、今一つ別にある。それは”内間”だ。
内応者を相手の腹中に入れ、内部から人知れず天守閣を落とす。
18世紀以後の各国の王制転覆革命は、
すべてこの手段によるイルミナティの手が入っていたと見てよいだろう。
社会主義、共産主義の革命家たち、
さらに社会的、政治的自由と平等を主張する行動者たち、
いずれもイルミナティに使われた者たちだった。
彼ら自身、それに気付いていなかったにしても。では、
米国支配中枢が夢見る将来の日本とは、いったいどんな姿なのか。
ほかでもない、それはフィリピンだ。
一握りのエリート階層による富と権力の独占、貧富のこれ以上ない拡大、
社会の混乱と腐敗、いつ果てるとも知れぬ争乱。
そして似非(エセ)デモクラシー政治。
民主政治の美名が、何を隠蔽するためにそれに奉られているのか...
金銭と暴力、無知と汚濁、これがアメリカ施政の遺す実体である。
かつてのアメリカ植民地 キューバが同じ状況を呈していた。
カストロはそれに反抗したのだ。
ベトナムもまた、フィリピン化に抵抗した。ホーチミンの出現がそれである。
米国支配中枢の日本フィリピン化が、どんな形で現れてきたか
その実例の一つが、ほかでもない、米と牛肉自由化の強硬である。
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