米国支配中枢が夢見る-- 『日本』のフィリピン化

     

馬野周二氏 『嵌(は)められた日本』 以下抜粋

「米」と「牛肉」、米国支配中枢の日本荒廃化の陰謀

一般のアメリカ人と、米国支配中枢は、全く別物である。
彼らにとっては、一般のアメリカ人も日本人もフィリピン人も
キューバ人もベトナム人も、
何一つ変わるところのない搾取、収奪の対象でしかない。

アメリカ人は、牛に復讐されている。奇病と早老で

米国支配中枢は、そのことを知っている。

それが、彼らが日本人に牛を食わせようとする魂胆だろう。

若い者ほど容貌、体格に男女の区別が少なくなり、男性が女性化している。
何がその原因か。

長年、米国を観察している知人によれば、
『アメリカの牛が屋内で飼料で飼われ、
その飼料の中に肥育用の女性ホルモンが入っているということだ』という。

エイズ感染者には黒人、プェルトリカンが多く、
ブクブク肥えているのは安肉をファーストフード店で食べる一般白人である。

アメリカン・デモクラシーとは、
自由の幻想を羊群に与えて、
闇の一角から人民を搾取し生殺する政治機構だ--という想いが強い。

牛肉を単なる農産物の一種だとは、とても考えられない。

それは血と肉の塊(かたまり)であり、
それ故に、もっとも深い人間の業(ごう)と結びついている。

ホルモン漬けの牛肉、
あるいはさらに隠微な薬品も加えうる肉の輸入を、
常軌を逸した執拗さで日本に強要する米国の意図は何か。

日本の社会、日本人の性格、体質の破壊を
米国支配中枢が指令しているからだと思わねばならない。

食品業界 からの
安易な輸入再開に反対した松岡氏の自殺(?)
⇒米国産牛肉輸入量が2倍強に急増、
月間4000―5000トンへ
⇒赤城農水相辞任
小泉前首相、農林水産物等輸出促進全国協議会名誉会長
就任挨拶農産物輸入を阻止するより 輸出に力を入れるべきだ』
sankei '07,05,25

  
ベジタリアンネットワーク

肉牛を育てるのに必要な穀物:
牛肉1kg に 穀物11kg
豚肉1kg に 7kg、鶏肉1kg に 4kg、
鶏卵1kgには3kgの穀物が必要。

人々の食生活が菜食から肉食に変化するほど、食糧不足が進む
  

米と牛肉の自由化要求は、
米国支配中枢の日本荒廃化の陰謀以外のものでは断じてあり得ない。

「戦略物資」=「食糧」 ニクソン戦略

食糧を”戦略物資”として使おう
という政策を打ち出した委員会が考えた作戦

①安い価格・好条件の融資などをエサに、ア
メリカの農産物に海外諸国の目を引き付ける
②エサに食いついてきたら、
「自由貿易」の名のもとに、相手国の関税をやめさせるなどして、
輸出しやすくする。
③海外諸国がアメリカすっかり依存したところを見計らって、
作付制限を行ない、不足状況を作り出し、価格を引き上げる。

野栄昭如氏
「日本の水田が捨てられてしまえば、あとは荒れるばかり。
自然には戻らない。
水田が荒れ果てた時、その風景を見る僕らの目はどうなるのか。
そうなれば当然、人間の気持ちを荒廃させるだろう。」

主業農家 1990年 82万戸⇒2007年 38.7万戸

鈴木宣弘氏(リンク切れ)
すでにバイオ燃料の増産で遺伝子組み換え農産物の
作付け比率がどんどん上がって、
日本が非遺伝子組み換え農産物を買おうとすると
非常に高いプレミアムを払わなければならなくなっている。

そのうち 種を独占するモンサント社
非遺伝子組み換え品種の種を販売しなくなり、
非遺伝子組み換え農産物は手に入らなくなるとの見解さえ出てきてます。
農業協同組合新聞jacom

★    

高橋 清隆氏 

郵政民営化で わが国は
国債売却による金融システム崩壊の危機を抱える。

しかし、マスコミは「郵政選挙」で
国益擁護派議員を「抵抗勢力」とたたき、
刺客”を「小泉チルドレン」と持ち上げた。

公社職員の給与に一切税金は使われていないのに、
「公務員10万人を減らせる」との小泉前首相のデマを宣伝した。

  ★ 

保坂展人氏 '08,04,29 

まもなく福田政治の時代が終わると、私たちはもう一度

「小泉的なるもの」との最後の勝負=政治決戦を迎えなければならない。
一部の人たちは、
小泉自体の規制緩和・市場主義の政治によって大きな利得を得た。
メディアの相乗効果が「小泉現象」をつくりだした。
その余韻は、今もまだ残っている。

08,05,23  NIKKEI
竹中平蔵・日本経済研究センター特別顧問(慶大教授)は23日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)で講演し、「日本がアジア域内の競争を刺激することが重要」との認識を示し、国内法人税の引き下げや投資誘致庁の設立を提言した。「改革が進まなければ、グローバル化から取り残される」と述べ、小泉内閣で進めた構造改革推進の必要性を改めて強調した。

   

日本のフィリピン化  馬野周二氏 『嵌められた日本』 以下抜粋

ソ連もアメリカも、共産主義も自由資本主義も、
いずれもイルミナティの造作物であって、
彼らの世界掌握の段階、手段である。

資本主義米国とソ連を連合させて、
日独を叩き潰すことがイルミナティの計略であり、
共産主義を解禁し、共産党員を野に放って
日本の精神基盤を攻撃させること、
これが連合軍指令の深い意図だった。

ソ連の共産主義の魅力が失せた時、
彼らはアメリカニズムを代わりに備え付けた。
今日では、左翼人士の代わりに
拝米=拝金主義の輩を並べ
大いに信米、親米を鼓吹させている。

恩義に厚く人情に脆い日本人は、
敗戦後の苦しい時に、援助資金を恵んでくれ、
お陰で100万人の餓死を免れさせたアメリカを、
救世主のごとく思い込んだ

だが、イルミナティは人情で行動するのではない。

アメリカ支配中枢の思惑は、
羊の群れを痛めては損だ”ということに尽きる。

義理堅い日本人を、その困窮の極点で助けておけば、末永く恩を売り、
引き廻し、搾取することが出来る。”羊や奴隷”を殺しては元も子もなくなる。

論より証拠、殺さずに置いた日本人は、
彼らの思い通り丸々と肥えてきて、
毛や乳を充分に刈り取り搾り取れるようになった。

高度技術製品、米国債売り付け、対米投資は、
計画通り 彼らの手元に流れ込んで...

彼らは天皇の廃絶、少なくともその完全な空洞化、
さらには傀儡化の意図を、今日も決して棄てるものではない。
天皇をいただく日本という国があるかぎり、
イルミナティたちは枕を高くして眠ることは出来ない。

戦争を起こし、このドサクサに紛れて目的を達するのは、
彼らの常套手段であった。

だが、彼らの得手は、今一つ別にある。それは”内間”だ。

応者を相手の腹中に入れ、内部から人知れず天守閣を落とす。
18世紀以後の各国の王制転覆革命は、
すべてこの手段によるイルミナティの手が入っていたと見てよいだろう。

社会主義、共産主義の革命家たち、
さらに社会的、政治的自由と平等を主張する行動者たち、
いずれもイルミナティに使われた者たちだった。

彼ら自身、それに気付いていなかったにしても。では、
米国支配中枢が夢見る将来の日本とは、いったいどんな姿なのか。
ほかでもない、それはフィリピンだ。

一握りのエリート階層による富と権力の独占、貧富のこれ以上ない拡大、
社会の混乱と腐敗、いつ果てるとも知れぬ争乱。
そして似非(エセ)デモクラシー政治。

民主政治の美名が、何を隠蔽するためにそれに奉られているのか...
金銭と暴力、無知と汚濁、これがアメリカ施政の遺す実体である。
かつてのアメリカ植民地 キューバが同じ状況を呈していた。
カストロはそれに反抗したのだ。
ベトナムもまた、フィリピン化に抵抗した。ホーチミンの出現がそれである。

米国支配中枢の日本フィリピン化が、どんな形で現れてきたか
その実例の一つが、ほかでもない、米と牛肉自由化の強硬である。

     

多発性硬化症抑制薬で副作用 37%が治療中止

若い女性に増えてきた多発性硬化症'08,12,09)を読むと

近 年患者数が確実に増えていることから、注目すべき病気→女性の罹患率は男性の約3倍。とくに若い女性に多く→原因は不明。症状は多様、経過も個人差がある →生活の質(QOL)は著しく低下→∴専門医による早期診断と早期治療がカギ→ステロイドパルス療法、インターフェロン‐βを使った薬物治療が中心《東京 女子医科大学医学部神経内科》


食事 栄養面からのアプローチは 無い。

Many of the medical schools
in the early part of the century taught herbal medicine, fasting, vitamin/mineral therapy, colon therapy, and used non-invasive techniques.

久司道夫氏 『THE マクロビオティック』 以下抜粋


大半の場合、主要原因は、
牛肉・豚肉・鶏肉・卵・チーズなどの

強力な動物性食品のとりすぎ
によるものである。

多発性硬化症は、
こうした食品が大量かつ頻繁に消費される北方気候地域に広く見られる。
(カナダの発症率はアメリカの2倍)


こうした食品の摂取に加えて、寒さのため、
硬化と収縮が助長されているのである。

寒い北方気候の環境と、特に氷水やミネラルウォーターなどの
冷たく冷やした飲食物の摂取の双方が、発症の要因
になっている。

多発性硬化症は、総体的にはより陽性な疾患に分類されるが、

両極端な食品の継続的な過剰摂取によって引き起こされる場合が多い。

砂糖・チョコレート・はちみつ・精白穀物・熱帯性食品・
大量の果物や果汁・刺激物・スパイス・アルコール類などは、
多発性硬化症の主な症状を助長する可能性
がある。

動物性食品を頻繁に取らない場合、
こうした食品は、多発性硬化症の陰性な症状を引き起こし、
中枢エネルギー経路を過剰に弛緩させて、
自然な電磁エネルギーの流れを低下させ、神経機能が失われていく。


全粒穀物が脳や神経の機能に有効


全粒穀物など、複合炭水化物を豊富に含む食品
には、
痛みの解消を促進さ せ、脳などの神経組織の機能をしずめる
アミノ酸トリプトファンの摂取を増加させる作用がある。

マサチューセッツ工科大学の研究者によれば、
全粒穀物や野菜 に比べて、動物性たんぱく質を多く含む肉類は、
トリプトファンが脳に供給されるレベルを低下させることが報告されている。


植物性食品主体の食事が 多発性硬化症を解消


オ レゴン大学医学部神経学科の ロイ・L・スワンク博士は、これまで20年以上にわたって、多発性硬化症の患者に対し、主に植物性食品を主体とした食事を与 えることで、治癒を促進させてきた。博士によれば、肉の代わりに主に植物性食品と魚を摂取している患者146人を調査したところ、肉などの高脂肪食品を とった患者にくらべて、多発性硬化症の再発率が 最初の1年間だけで70%低減され、続く5年間でさらに25%低くなったことが報告されている。
出典:R.L,Swank, "Multiple Sclerosis: Twenty Years on Low Fat Diet," Archives of Neurology23:460-74, 1970


多発性硬化症と肉・砂糖・乳製品との関連性


世 界中の疫学的臨床研究を再検討したドイツの医師によれば、多発性硬化症は、肉・卵・バター・砂糖・ミルクの大量摂取と関連性があることが報告されている。 それとは対照的に、野菜などの植物性食品や魚には、予防効果が見られた。「予防・治療のための疫学的実験に基づく臨床的データの全貌は、現在の患者に対す る食事方針、つまり、動物性脂肪を減らし、植物性および魚介類の油の摂取を増やすという食事指針の正当性を裏づけるものである」と研究者は結論づけてい る。出典:K.Laurer, "Diet and Multiple Sclerousis," Neurology48(2Suppl. 2):S55-61,1997


★ ★ ★

船瀬俊介氏知ってはいけない?!以下抜粋 

肉食動物の唾液は 肉を溶かすために「酸性」

人間の唾液は 
穀物を溶かすために「アルカリ性」

肉食動物の消化器系の長さは 体長の3倍。人間は12倍もある。

「肉」は 消化器系に入ると 「腐敗」して「有毒物」を生み出す。

肉食動物は 早く排泄するため 消化器は短い

逆に人間が4倍も長いのは、「穀物」「野菜」を消化するため。
」が入ると 腐敗発酵の「毒」が発生してしまう。

漢字で「る」という字は「府(消化器)」の中に「」が入ると書く。


★ ★ ★

家内の症状報告 以下抜粋

医学関係者の学会では必ず製薬会社派遣のタクシー(ハイヤー)が会場の玄関を埋め尽くしている。..そこでその医師がハイヤーに乗るか乗らないか--特定の製薬会社との“関係”を医師が受け入れるか受け入れないかが間接的な返事になるらしい。


医学系の学会でも毎回そんなことが行われている。

未だに「教科書」に書いてあるような治療しか行わない病院や
医師によって治療を受けている患者がいる。

結局、患者達は自分で自分の身を守るしかない

丸山ワクチンのような効果(抗ガン剤を使わない)で
効き目がある場合にはまだしも副作用を我慢しながら
打ち続けている患者もいる。これはやはり悲劇です。


治療薬インターフェロンベータは、2000年に発売され、現在2種類ある。
治療開始後、手足のまひや視力障害が起き、
歩けなくなるなど急激に悪化した患者が7人いることがわかった。
うち4人は後遺症で車いす生活になった。
薬と症状悪化との因果関係は不明'07,07,25 読売新聞)


多発性硬化症抑制薬で副作用 37%が治療中止 '08,04,18 読売新聞
難病「多発性硬化症」の治療薬インターフェロンベータの使用後に、
症状の悪化や副作用のため治療を中止した例が37%
にのぼることが、
厚生労働省研究班の緊急全国調査でわかった。

日本神経治療学会と日本神経免疫学会は2004年、
一時的に症状が悪化しても進行を抑える可能性があるので
薬の使用を中止すべきではない、とする治療指針を作成
したが、
両学会はこの
指針の見直しを始めた。


私の家内は「一時的に症状が悪化しても進行を抑える可能性があるので
薬の使用を中止すべきではない、とする治療指針」の犠牲になった1人。

ここまでくるのに、4年もかかったということだ。複雑な思いです。

一方で、バイエル社はベータフェロンで売り上げを伸ばしているとのこと..

日本の医療はどうなっているのか。'08,04,20

"Medisinnot medicine: The Cause Solution to Disease"

Scott Whitaker, Jose Fleming

A major reason why health care is in such shambles is that the medical establishment has allowed itself to be bought off by the pharmaceutical industry, whose prime motive is PROFIT. Eustace Mullins described very well the roots of this nightmare and how John D.Rockefeller, with the help of the American Medical Association and government officials, gained control of America's "health" care industry in the early part of this century.

"Educating" medical students was instrumental in their plan. Mullins writes: "Rockefeller's education Board has spent more than $100 million to gain control of the nation's medical schools ant turn our physicians to physicians of the allopathic school, dedicated to SURGERY, and the HEAVY USE OF DRUGS."

Many people are unaware that many of the medical schools in the early part of the century taught herbal medicine, fasting, vitamin/mineral therapy, colon therapy, and used non-invasive techniques. Today you'll be lucky if an allopathic physician has more than three hours of class instruction in nutrition.

Matthias Rath マティアス・ラス博士の告発

製薬企業が

世界最高レベルの意志決定者たちと密接な関わりを持っている事実を指摘

「ある国の政府が製薬企業の疾病ビジネスを取り締まる措置をとろうとすると、現在ですらアメリカ大使館がアメリカ政府に代わって直接介入する」という事実も明らかにしています。

私自身、自然健康法でのパイオニアであるのみならず、製薬業界が手を染めている疾病ビジネスの告発でも先駆的役割を果たしてまいりました。わずか一握りの投資家のために世界中の何百万人もの人々の健康と各国の経済が犠牲になるような事態が続いてはなりません。この投資家たちは、今後もこの数兆ドルの詐欺まがい行為をあの手この手で存続させようと、合衆国大統領やイギリス首相を含む数多くの不徳な政治家たちを支援して、自らの権益固めに余念がないのです。

    

『医療殺戮』ユースタス・マリンズ著 

メンデルスン博士は 現代医学を容赦なく批判し、これを「死の教会」と呼んでいる。この教会における聖水は、1.予防接種 2.フッ化物添加された水 3.静脈内注入液(点滴・輸血) 4.硝酸銀の4種類である。

注目すべきことは、これら4つの聖水をすべての米国民に義務化するために19世紀の全期間にわたって奮闘したのが、ロックフェラー財団であったという事実である。

ジョン・D・ロックフェラーは巨大な石油独占体制の編成に勝利を収めた。その興奮が冷めやらぬうちに、ロスチャイルド商会と密使ヤコブ・シフとが創り上げたロックフェラーは、〔医療を独占すれば石油トラストよりもさらに莫大な利益をもたらす可能性があると思い至ったのである。

影響が長期間に及ぶ点でもっとも有害なのは、この免疫予防接種であろう。

現代のホリスティック(総合的)医学の専門化たちは、本来からだには、病気に対抗するための自然な免疫防衛機能が備わっている」という事実を発見したが、予防接種はこの事実にまったく逆行する行為である。

米国医師会は、医学は進歩したと宣伝しているが、記録を見れば米国人の健康状態は 明らかに低下してきていることがわかる。

19世紀の間は、米国人の健康状態は、着実に向上していた。これはおそらく ホメオパシー医師たちのおかげであろう。記録によると猩紅熱(しょうこうねつ)、ジフテリア、百日咳、はしかによる小児死亡率が90%も低下したのは、抗生物質や予防接種が導入される以前の1860年から1896年の間であることがわかる。

今日でも、英国のエリザベス女王をバッキンガム宮殿で治療しているのは、ホメオパシー医学の医師である。しかし、米国では医学団体がホメオパシー医学の信用を傷つけ、撲滅する運動を猛烈に展開し続けている。

ホメオパシーの治療は、種々の臨床試験の結果、関節炎の治療で一般によく処方されている薬と同様の効果があり、しかも有害な副作用を引き起こさないという点で、それよりもはるかに勝っていることが明らかになっている。

しかし、ホメオパシー治療の業績は、歴史からは黙殺され続けてきた。

米国医師会のアロパシー医学の特徴は、自分たちの治療方法のみが唯一効果のある治療法である という神話をでっち上げ、絶えず大衆に宣伝して売り込む点にある。この悪質な神話は、みるみる成長して新たな怪物を作り上げた。それは医師は絶対に間違うことのない完全な人間であり、医師の判断を決して疑ってはいけない」という神話である。

アロパシー医学allopathy 逆症(対症)療法、病気の症状をおさえることを主眼に置いた医学で、日本を含め、現代医学の中心的な治療法を治療の基本とした。

ホメオパシー医学:homeopathy ドイツのS.C.ハーネマン(1755-1843)が発見した治療体系で、同種療法ともいわれる。「いかなる診断も、身体全体を単一の有機的組織とみなしておこなうべきである」

1847年、米国医師会が設立された当時、ホメオパシーの医者の人数は、米国医師会の構成メンバーであるアロパシーの医者の2倍以上いたしかし、ホメオパシーの医者たちは各自が独立しており、実際、個人開業医が多かったため、アロパシー医学からの一斉攻撃に対して、十分な準備ができなかった。

米国医師会は、

初めからアロパシー学派という単なる同業者の集まった圧力団体であり、

競合相手のホメオパシー派の医師たちを妨害し、

廃業に追い込むという目的のために組織されたことは明らかであった。

米国医師会は、1900年代の初めにはこの目的を達成し、

おかげで米国の医療は暗黒時代に突入した。

そして今ようやく、

病気の患部を集中的に治療する方法に代わって、

「ホリステック医学」という、

病気を身体の組織全体でとらえる新しい動きが起こってきた。

ホメオパシーの方が、今のわれわれの時代にとっては より重要であるといえよう。なぜなら、ホメオパシーは、病気を引き起こしたのと同種の毒性のない物質を処方することで、体の免疫機能を活性化する方法だからである。

〔解説〕霊性の尊重による文明の融合と調和を
西洋近代医学として わが国に君臨する医学は、
人間の自然治癒力を無視し、 科学的思考によって 病原を追い詰め 殺すことを基本とする。この方法論に基づくかぎり、人間や動物を生体実験の対象とすることが 医療や薬事の進歩につながるという思想から、決して逃れられない。つまり、多くの人が実験台として犠牲にされ、第二第三のエイズ事件が起こる、ということ だ。

国民皆保険制度 『破壊の罠』--『混合診療の自由化』

日本の宝『医療制度』の『今』を見つめる '07,06,12  再掲 編集
菊池英博氏 (日本金融財政研究所長) '08,05,05 日医NEWS 以下抜粋

混合診療自由化が国民皆保険を破壊する.認めてはならない

政府は,イギリスで失敗し,
アメリカでさらに医療システムを崩壊させている
市場原理型医療システムを強引に日本に導入しようとしており,
その突破口として,混合診療を全面的に自由化させようとしている.

導入推進者は,「混合診療を認めれば,
未承認の新薬や治療法を利用しやすくなる」と有利な点を強調する. 

しかし,実態は,
自由診療」分野(保険外診療)で扱う
厚生労働省が認可していない医術や薬品は,
製薬会社や病院が自由に価格を決めるため,
より利益の上がる商品となる.

これによって,診療費は高騰する.

保険会社は自由診療向け保険といった新種保険を開発するなど,

外資系の保険会社,製薬会社が中心となって,
医療保険に対する公的支出を削減しろという圧力を掛けてくる

つまり,混合診療は市場原理型医療への突破口となるのだ.

そうなると,「健康と人命には貧富の差がない」
という国民皆健康保険が崩され,
貧乏人は医者にかかれない」ことになる.
混合診療の自由化要求は,
国民皆保険制度破壊を狙うであり,絶対に認めてはならない.

こうすれば世界一の医療システムを堅持できる

提案
(1) 2006年6月の「医療制度改革法案」を全面的に凍結する
(2) 混合診療の認可を絶対に認めない
(3) 当面の医師不足対策として,
早急に看護師・勤務職員といった医療職以外の人員の倍増を図る
(アメリカには,この種の職員が日本の10倍いる)

(4)日本の医療費のGDP比率は8%であり,
OECD加盟国平均9%より1% (5兆円)少ない.

早急にこのギャップを埋め,短期間に診療報酬を増額し,
さらに10年単位の計画として,病院の近代化,
看護施設の充実,高齢者の医療施設の開発など,
新規分野への医療費を増やす(5兆円). 

これらの資金は,
われわれ国民の預貯金と政府保有の金融資産を活用していけば,
増税なしで調達できるのだ.こういう政治と政策が望まれる.

    

教養の再生のために 加藤周一氏 ノーマ・フィールド 徐京植氏

日本の豊かさが生み出したもので尊いものが いくつもあります。

たとえば、一応誰でも利用できる医療制度。

個人負担が増える一方で、
個々の政策や病院にはいくらも問題があるでしょうが、
やはりアメリカと比べたら、うらやましい限りです。

国民全員が福祉を恩恵ではなく権利として認識し、
守り抜く用意、教養が必要でしょう。

経済の低迷を不平等の口実にしては
取り返しのつかないことになりかねません。
捨てがたいものをはっきり見極めておかないと 手遅れになります。

戦争をしかけるアメリカ国内で、その負担を担うのは 

弱者が形成する軍隊の死傷者やその家族だけでなく、

増大する軍事費のため、
さらに低下していく公教育や医療制度に頼らざるをえない人たちです。

戦争と貧困の悪循環は 
「勝者」大国においても なかなか断ち切れません。

地元の反戦ティーチインで、衝撃的な事実を知りました。

シカゴのホームレスの75%から80%は、
ベトナム戦争の在郷軍人だということです。

戦争の後遺症は、それだけ長く続くわけです。


どうしても政治に目を向けなければなりません。
アメリカの愛国法や日本の有事法制が 
私たちの生活を根底から変えてしまう可能性をはらんでいます。

空洞化してしまった議会政治、
それを支える選挙制度を市民の手で取り戻し、
民主主義のために活性化しなければなりません。

★     ★     ★

全米 無保険者5千万人 内 子供は900万人
L.A. のSkid Row(ドヤ街)へ 病院から文字通り捨てられる人々
'SiCKO' Premieres Outside on Los Angeles' Skid Row (6/25/07)
You Tube (Michael Moore監督の話題作”Sicko”で取り上げられる)

”国民皆保険制度”を先進国の中で唯一持たないアメリカ
医療費が払えないために 治療を拒否されて死亡する人が
毎年1万8千人 Le système est malade.腐ったシステム

マイケル・ムーア監督が、地元ミシガン州でNHKの取材に応じた。
以下 NHK BS1 『きょうの世界』2007,08,24 放送内容から抜粋

最大の問題点は、
今の医療保険制度が利益を最優先にしているということです。

しかし、患者は何も知らないです。

その仕組みを知っていますか?

医師は患者を診察してから部屋を出ます。
そして保険会社に電話をして、保険料が出るのかを確かめます。

もし保険会社が支払いを断れば、
「あなたは治療出来ない」と患者に告げるのです。
本当に残酷なシステムです。


私は映画を通して、人々に問いかけたかったのです。
なぜアメリカは、助けが必要な多くの人々を見捨てているのかと。

アメリカでもっとも多い破産の理由は、医療費です。
しかも、破産申請をした人の75%は、
民間の医療保険に加入していた人達なんです。

アメリカの平均寿命の順位は、42位(日本は1位)です。
アメリカにも、日本や他の先進国が持っている
国民皆保険システムが必要だと考えています。

今より医療費が安くなり、もっと健康になれるでしょう。

日本人はアメリカ人よりも、少なくも4年長いんです。
なぜ日本人が自分達(アメリカ人)より長生きなのか、
問いかけるべきです。』

『アメリカも、昔は違いました。
病院は、町や教会などの宗教団体によって運営されていました。

私が生まれたミシガン州の病院は、
修道女達が運営していました。

私が生まれた時、
金儲けの意識など、どこにも無かったでしょう。

医療保険業界は1億ドル以上を投入して
”国民皆保険制度”を主張したヒラリー・クリントンを断念させた。

今や彼女は、医療業界から多額の献金
(85万4462ドル上院で2位の献金額=封印の褒美)を受ける身となった。
(ドキュメンタリー映画 新作「シッコ」内/ シッコ=Sicko=狂人)

我々アメリカ人が犯した過ちから学び、
同じ道を歩んではならないと わかって欲しいと思います。

もっとも弱い立場の人間を 粗末に扱うなら、
日本もアメリカと同じ道を歩むでしょう。


社会の底辺に置かれる人々が増え続け、
殺人などの犯罪も増え続けるかもしれません。
銃を使った暴力にも 脅かされるでしょう。


十分な教育も受けられず、社会情勢に無知な若者が
増え続けるのです。日本がそうなって欲しいですか?

もし政府が、医療保険などの良い制度を台無しにしようとしたら、
立ち上がって 防がなければならない。
それが日本の皆さんに伝えたいことです。

★      ★     ★

小泉りゅうじ氏 森田実氏 対談 2007,04,25

森田実氏 

江戸時代からですね、日本はかなり医療のいい国だったんです。

それは赤ひげ医師のような人がいたからです。
大きな地主が医者になって、
お金のない人を無料で面倒を見るようなことをやってきたんですよ。

その大きな延長線上で最近まで生きてきたんですけれども、
つまりアメリカがですね、健康保険制度はいかんと言い始めたら、
健康保険制度を、じゃあ潰してしまおうと。


そうするとすぐには潰せないから、

医療費を引き上げたり、

いろんな制度改革をやっています。

実際はアメリカの保険会社がその医療を取りたいわけです。

その方向でですね、

厚生労働省も もう アメリカ側に向かって動き出している、

そのことから来る混乱が起こってですね、
今、病院がどんどん潰れているんですよ。

その原因は、医者が少なくなってしまったことにあります。

特に、産婦人科の医者が少なくなっていて、
もう5年前までですね、
6千あった子供を生むことができる病院が、今は事実上3千ですから。

つまり、妊娠できない社会を作ってしまったんですよ。
妊娠できない社会を作っておいて、
少子化対策だなんて、
これほどいんちきなことはないんですね。

それから小児科の医者が本当に少なくなりました。

これで子供の健康を保つのが非常に難しくなりました。

さらにですね、医療費の引き上げによって、
医者にかかれない人が非常に増えてきました。

ですから、重症患者でないと救急車で病院に入れてもらえません。

アメリカがそうですけれども、そういう社会になりました。

ですから医療は深刻な混乱になりましたね。

奈良県 病院たらい回しで流産 
(奈良県では昨年8月、大淀町の病院で分娩(ぶんべん)中に
意識不明になった女性(32)が、約20の病院に転院を断られ死亡。)

みんな自分の信念を捨てて、
どっちに流れていくのが有利かと、
政治家も含めてですね、
みんな 《風にそよぐ葦》のようになってしまっている


やはり人間はですね、特に指導者は
自分の信念に生きるんだ《考える葦》と思うんですよね。

これが基本なんだと思うんです。

★医療堕落論★勤務医開業つれづれ日記

日本の医療は素晴らしい成果を収めて評価されている。
しかも、医師数は限界まで少なくOECDでは最下位争いをしており、
医療費も先進国最低である。

アメリカでは大統領選挙に
日本型医療の「国民皆保険」を参考にした
保険制度を検討する意見が出ている。

最高の成果を極めて安い値段で受けられるのが、
今の日本医療なのである。

いや、「素晴らしい日本医療であった」と
過去形で話すべきであろう。

バブル期をはさんで全く上昇しなかった診療報酬が、
2006年に3.16%の診療報酬という驚異的な減額を受けて、
余力の無い病院が一斉に赤字に転落し、
「患者さんのための医療」から「採算性重視の医療」へと
急激な変化を遂げているからだ。

救急をやれば経営的にマイナスになり、
産婦人科をやれば出産費用の踏み倒しが
病院全体の未収金の三分の一以上になり、
小児科をやれば子供に手がかかる分だけ人件費で赤字になる。

すべて、「採算性重視の医療」では、
「やってはいけない医療」であるのだ。

その料金設定はすべて国が行っている。
診療報酬を決めているのは国である。

堕落せよ、と国が命令しているのだ。

自分の名誉もマスコミに引き裂かれ、
政府によって診療報酬は激減し、
患者に限りなく高い要求を受け、
司法による責任の認定は生涯収入よりも高く、

日本医療は今、崩壊する。

    

プロメテウスの政治経済コラム医療崩壊政治の貧困そのもの 

救急システム全体が悪循環に陥っている根本には、自公政権の意識的な医師不足の創出がある。医療費を抑制するには、医師の数を減らすのが手っ取り早いというわけだ。医療を受けたくても受けられないようにしてしまえということだ。

もう一つは、端的に診療報酬を引き下げることだ。もともと救急医療は、いつ搬入されるかわからない緊急患者を一定数の医師が待っているという効率からいえば人件費のかさむ不採算部門である。「従来、療養病床の収入で救急の赤字をカバーしてきたが、06年の診療報酬改定で報酬がカットされ、それもできなくなった」との声が関係者からあがっている。

必要な診療報酬を保障して、国民の命の砦を守るのは、

政治の最低限の仕事ではないのか。

元気に明るく生きて行ける社会のために、医者のホンネを綴りたい

大混乱の診療報酬改定説明会 '08,03,27 これだけ苦労して、点数削られて、開業医はまず大幅収入減でしょうから..開業医が自民党を信頼することなど、未来永劫になくなるかもしれませんね。大多数の開業医がほんとに思ってること..自民党、 厚労省、財務省!みんな、消えてなくなれ! 

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政府は歳出削減の一環として、社会保障費の増加を毎年2200億円抑制する目標を掲げている。舛添要一厚生労働相はこの見直しを求め、予算確保の必要性を訴えた。
政府は2007年度から11年度までの5年間で社会保障費の自然増を1兆1000億円圧縮する方針を決定。各年度ごとに2200億円の抑制が前提となっている。NIKKEI 2008,02,20

CBニュース 2008,02,20 国民健康保険(国保)料の滞納によって国保証を取り上げられ「資格証」を交付された被保険者の2006年度の受診率が、一般の被保険者と比べて「単純平均」で51分の1に止まっていることが2月20日までに明らかになった。

国保加入世帯は、無職世帯主が53.8%で、

「所得なし」世帯が27.1%を占めている。

年所得200万円の4人家族で年間保険料が約43万円と

収入の2割以上に達し、滞納世帯は約27%に上っている。

被保険者が支払う各保険料:厚生労働大臣の認可を得た健保組合平均3.27%に対し、国保8.47%になっており、「所得に比べて保険料が高すぎることが、国保料滞納の基本的な要因」という指摘もある。

CBニュース 2008,02,06

厚労省 土佐和男氏 『滞納者になるのは悪質な人である

           VS

石川県社会保障推進協議会の事務局長・寺越博之氏 

他の先進国と異なり、日本に最低生活保障制度がなく

無年金・低年金の高齢者がいること自体が問題だが

その上高額な保険料まで徴収しようというのか。

資格証明書の発行は、滞納者を悪質な人と決め付け

低年金・無年金の人の命を奪うものだ。

これは憲法違反以外のなにものでもない。』

    

マイケル・ムーアの言葉が 響いて...

私は映画を通して、人々に問いかけたかったのです。

なぜアメリカは、助けが必要な多くの人々を見捨てているのかと。

アメリカでもっとも多い破産の理由は、医療費です。
しかも、破産申請をした人の
75%は、
民間の医療保険に加入していた人達なんです。

歯の治療費が高額なため、払えない--自宅から200マイル 運転してボランティアのお医者さんにかかる男性--早朝から並んでも、人数制限で 治療を受けられないで帰宅する人々--薬物中毒者でもなく仕事も持っている それでも 十分な保険に入っていない--アメリカにどれだけいるのか... 誰にもわからないNo one really knows how many Americans are under insured.

想起: 医療保険業界は1億ドル以上を投入して”国民皆保険制度”を主張した ヒラリー・クリントン断念させた。今や彼女は、医療業界から多額の献金 (85万4462ドル上院で2位の献金額=封印の褒美)を受ける身となった。
(ドキュメンタリー映画 新作「シッコ」内 /シッコ=sicko=狂人)

CBS NEWS 60 MINUTES '08,07,13 Stan Brock RAM





Note: アメリカで小型飛行機の相次ぐ事故 '08,08,13 NHK

アメリカのマサチューセッツ州
がん患者を病院に搬送していた小型飛行機が
スーパーマーケットの駐車場に墜落し、乗っていた3人が死亡。

小型飛行機は 民間の操縦士の団体が

医療機関への搬送費用を工面できない患者のために

ボランティアで運航していたもので、

この団体はことし6月以降、墜落事故を2回起こしていた。

この日は、カリフォルニア州南部でも、
突然、高速道路に不時着した小型飛行機に車が突っ込み
操縦士1人が死亡し、車に乗っていた3人が割れた窓ガラスでけが 


    
小泉規制緩和が招いた 大量広告商法のAIGグループ 
佐藤立志氏 '08,04,11 週刊金曜日 以下抜粋

2001年から突然アメリカの広告出稿量がTV、新聞、雑誌で急増している。

前年比で TV 429%、ラジオ 139% 新聞 119% 雑誌 545%
すさまじい広告費である。
--- 膨大な資金を使って 完全にマスコミを威圧していることがわかる。

なぜか。

ちょうど2001年4月26日に 小泉政権が発足しているのだ。

なぜ アメリカが 小泉政権を応援しているのか
そのキーパーソンは 宮内義雄オリックス会長である。

彼は、規制改革・民間開放推進会議の議長になって
小泉の「規制改革」という名の 日本解体の張本人であり
-- 実は、この宮内氏が AIGの顧問をしているのだ。

2006年 広告出稿費 『広告白書2007』(日経広告研究所編)
トヨタ自動車 506億7632万円
アリコ     352億5546万円
アメホ     208億5185万円 
アリコ+アメリカンホーム=AIGグループ合計561億731万円

日本経済の解体に、宮内氏が旗を振り、アメホ、アリコなどのAIGが
広告費で マスコミを黙らせる。
異常な広告費から このような構図が見えてこないだろうか。